2024年4月開始、医師から薬剤師へのタスクシフトとは?
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薬剤師へのタスクシフト推進項目
2024年4月から施行される医師の働き方改革実現に向け、他の医療職へ医師のタスクをシフトし、効率的な診療体制を構築する必要があります。「医師から薬剤師へシフトするタスク」について、東北大学病院薬剤部長の眞野成康氏にお話しをうかがいました。
日本は、2007年の時点で超高齢化社会に突入しており、2040年には生産年齢人口が急減し、65歳以上の占める割合の最大化が同時に起こります。これにより、社会機能の維持が危機的状況に陥ることが懸念され、安定的な医療提供体制の実現には、「医療の効率化」「医療従事者1人1人の生産性をいかに上げるか」が焦点となります。
当院では、調剤薬局からのトレーシングレポートを月300件程度受領し、医師は「診療がとても円滑になる」と感謝して積極的に確認しています。また、院外処方箋に関する薬局からの問い合わせ対応の効率化のために、院外処方箋に関する問い合わせ簡素化プロトコールを活用しています。さらに今後は、医師のタスクを受ける「薬剤師の余力をいかに確保するか」ということも大事なポイントだと思います。
「病院と各薬局とのプロトコール」「薬剤師に必要な意識改革」は、本記事よりご確認ください。
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