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更新日: 2024年3月26日 薬剤師コラム編集部

2024年度調剤報酬改定のポイントを東京薬科大学薬学部教授が解説

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全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

2040年問題を見据えた地域包括ケアシステム

2024(令和6)年度の診療報酬改定の、基本方針に関する基本認識では、物価高騰・賃金上昇関連の内容も盛り込まれ、基本的視点として、「安心・安全で質の高い医療の推進」「効率化・適正化を通じた医療保険制度の安定性・持続可能性の向上」などが挙げられました。
巣山氏は、「2024年度の診療報酬改定は、地域包括ケア、在宅医療を、さらに充実させていきたい国の考えが反映された内容となっている」と述べ、主な注目ポイントとして、下記について言及しています。

・調剤基本料
・地域支援体制加算
・連携強化加算
・在宅薬学総合体制加算
・在宅移行初期管理料
・医療DX推進体制整備加算

また、今回の改訂で、「薬剤師の業務が対物から対人に移行し、“街の健康アドバイザー”という、本来の姿に戻るきっかけになるかもしれない。小規模の薬局も、他の薬局と連携して、地域包括ケアシステムを担う一翼になることが期待されている」と、薬局の展望をまとめました。
巣山氏が考える、薬局経営の見直しや転換の可能性については、本記事よりご確認ください。

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2024年度診療報酬改定案の答申に言及。薬剤師の賃上げの対応やかかりつけ機能の強化、在宅医療の推進など新たな方向性が示されています。

「ベースアップ評価料」、対象職種への賃金改善計画の周知必要

3月5日に公表された、「賃金改善計画書」や「賃金改善実績報告書」の届出に関する情報です。対象職員への対応方法や参考となる厚生労働省の資料が掲載されています。

「生活習慣病管理料」、療養計画書と患者同意・署名必要

新設された「生活習慣病管理料(Ⅱ)」の注目点について解説。算定要件の一部や生活習慣病療養計画書の初回用と継続用の違いが分かる内容です。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

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