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更新日: 2024年5月7日 薬剤師コラム編集部

【薬局ヒヤリ・ハット事例】疑義照会の内容とは?

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全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

Case1 処方医への不適切な情報提供

ゾコーバ錠125mgが処方された患者より、市販薬の新ルルAの服用を聴取。薬剤師は、新ルルAに含まれる無水カフェインがゾコーバ錠125mgと併用禁忌であると考え、処方医に疑義照会したところ、ゾコーバ錠125mgが削除となりました。この事例は、薬剤師がクリアミン配合錠の一般的名称を見て、無水カフェインを含有する一般用医薬品とゾコーバ錠が併用禁忌であると誤認したことが要因です。そこで、以下の注意すべき薬剤のポイントが紹介されています。

・ゾコーバ錠は、頭痛治療薬クリアミン配合錠(エルゴタミン酒石酸塩、無水カフェイン、イソプロピルアンチピリン)と併用禁忌である。(併用により、エルゴタミンの血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用のおそれ)

・新ルルAは無水カフェインを含むが、ゾコーバ錠は無水カフェインとは併用禁忌ではない。

薬局ヒヤリ・ハット事例「メチコバール錠とリョウシンJV錠」、その他の関連する参考情報は、本記事よりご確認ください。

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まとめ

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