1. 薬剤師トップ
  2. 薬剤師コラム・特集
  3. 臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!
  4. 【症例から学ぶ】トレーシングレポートの運用

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2024年7月30日 薬剤師コラム編集部

【症例から学ぶ】トレーシングレポートの運用

【症例から学ぶ】トレーシングレポートの運用の画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

薬剤師の臨床的な技能の向上を図る

昭和大学江東豊洲病院では、毎日決まった時間にTR担当の5名の薬剤師が、トレーシングレポート(TR)を確認するようにしており、同院薬剤部薬剤部長の柏原氏は、「担当者と時間を決めて取り組まなければ、TR対応は持ち越されてしまいます。」と、過去の経験を踏まえ、背景について説明。

また喜田氏は「ここ数年でみると年間平均350枚を超える枚数までにTRが増加している」と推移を示し、「薬剤部に担当者を置くことで、保険薬局側は病院に相談しやすくなり、『顔の見える関係づくり』に繋がる」として担当者配置の意義を伝えていました。

さらにTRの対象となる患者について、緑内障治療薬のプリモニジン点眼薬、ワルファリン、徐放剤のオキシコドンの事例を挙げ、「TRになる症例があまりない」と悩む薬剤師に対し、喜田氏は「保険薬局だからこそ見える患者さんの日常生活や身近な薬のリスクを探ってほしい」と話しています。

「症例カンファレンスの事例」については、本記事よりご確認ください。

【症例から学ぶ】トレーシングレポートの運用の画像2 記事を読む

関連記事

導入進まない電子処方箋、「環境整備は国の責務」日医長島氏

2023年1月から運用を開始した電子処方箋に関する話題。現在の普及状況、薬局起点のトレーシングレポートの共有・標準化など、今後の医療DX施策との連携が示されています。

【神奈川】薬剤師術前外来で薬の情報を一元化、休薬漏れを防ぐ

周術期の患者に対する薬学的管理を担う宮田祐一氏にうかがったインタビュー記事です。薬剤師術前外来導入の背景や現在の課題を含め、今後の展望が分かります。

【調査】自局に無菌設備わずか3割-対応薬局の少なさ課題に

日本保険薬局協会(NPhA)が実施した調査結果を公表。医療機関等への情報共有実績、トレーシングレポート・報告書作成の増加による業務負担の現状が明らかにされています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

糖尿病 調剤報酬改定 服薬指導 業界動向 ライフ・雑学 薬局経営 マンガ ファーマスタイル 医療クイズ 選定療養