臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2024年8月6日 薬剤師コラム編集部

【疑義照会】服薬休止と服用時間変更の基準

【疑義照会】服薬休止と服用時間変更の基準の画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

Case1 術前にSGLT2阻害薬処方

医療機関Aで手術を受ける予定の患者に、医療機関Bよりメトグルコ錠500mgとスーグラ錠25mgが処方されました。薬剤師は、メトグルコ錠500mgには休薬指示が出ていたが、スーグラ錠25mgには休薬指示が出ていないことを患者から聴取。医療機関Bの処方医に確認を行ったところ、スーグラ錠25mgも術前に服用休止をなりました。そこで今回のヒヤリ・ハット事例から、薬剤師が確認すべき薬剤のチェックポイントをご紹介します。

・スーグラ錠は、手術前後の投与は禁忌(添付文書参照)。
・患者から手術を受ける予定を聴取した際は、服用薬を術前に休止する必要があるか確認する。

薬局ヒヤリ・ハット事例「ビラノア錠の空腹時の服用タイミング」、その他の関連する参考情報は、本記事よりご確認ください。

【疑義照会】服薬休止と服用時間変更の基準の画像2 記事を読む

関連記事

感冒症状で来院した患者の意外な質問

陸上選手である10歳代男性の処方薬に関する症例です。患者からの意外な質問から、アレルギーや既往歴などの背景因子以外に、スポーツ競技歴を聴取すべき理由が分かります。

解熱鎮痛薬、去痰薬、鎮咳薬、本当にこれでいいのか?

感冒に伴う呼吸困難症状に対する処方薬の基本プラクティスや漢方薬の処方例が掲載されています。呼吸困難症状に使用した漢方薬や処方の経緯など実臨床に役立つ情報です。

家族にインフルエンザ、発熱の幼児もインフルエンザ?

医師が診療に難渋した症例を取り上げるシリーズ。今回は食事量が減っていた発熱のある幼児に対して、インフルエンザ以外の原因を考えるべきであった症例を紹介しています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

医療過誤・ヒヤリハット 病院薬剤師 業界動向 薬物療法 年収・待遇 ファーマスタイル 専門・認定薬剤師資格 医療クイズ スキルアップ SOAP