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更新日: 2024年9月2日 薬剤師コラム編集部

緊急避妊薬の適正販売に向けた試験結果は?

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全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

緊急避妊薬購入者の満足度や理解度

日本薬剤師会と都道府県薬剤師会が連携し、同一都道府県で相互に連携可能な立地にある2~3の薬局を1モデルとして合計50モデル、145薬局が協力薬局として選定。緊急避妊薬の試験販売にあたり、販売する協力薬局は、以下すべての条件を満たすことよう設定されました。

【緊急避妊薬の試験販売を行う薬局の条件】
a オンライン診療に基づく緊急避妊薬の調剤の研修を修了した薬剤師が販売可能
b 夜間及び土日祝日の対応が可能
c プライバシー確保が可能な販売施設(個室等)を有する
d 近隣の産婦人科医、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターとの連携体制を構築可能

また購入者に対しては、服用直後のアンケート調査を実施。今回の緊急避妊薬の販売や服用の対応について、「面談した薬剤師の対応」「説明のわかりやすさ」「プライバシーへの配慮」への満足度は高く、薬剤師の説明に対する理解度については、99.8%が3段階の選択しのうち最も高い理解度を示す「よく理解できた」を選んでいました。
「来局した曜日別、時刻別の件数」「産婦人科医への事後アンケート結果」については、本記事よりご確認ください。

緊急避妊薬、現状の課題とは?の画像2 記事を読む

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約8割が薬局で服用希望-緊急避妊薬販売に満足感

緊急避妊薬のOTC化に向け、全国145の薬局で実施された調査事業に関する話題です。対象期間の購入者、産婦人科医へのアンケート結果が掲載されています。

【市民団体が調査】緊急避妊薬購入は15%のみ-希望価格は「2000円未満」

緊急避妊薬に関するアンケート結果を公表。薬局での確実な入手実現に向け、設定価格、情報周知方法を含めた試験運用の課題や、今後の方針が分かる内容です。

緊急避妊薬の市販化に伴い女性の救急外来受診が激減

米食品医薬品局(FDA)が緊急避妊薬を処方箋なしで購入できる市販薬として承認。これに対し予期せぬ好ましい「副作用」、緊急避妊薬入手における格差について言及しています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

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