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更新日: 2024年9月9日 薬剤師コラム編集部

緊急避妊薬、現状の課題とは?

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全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

緊急避妊薬を確実に活用するための重要な一歩

「緊急避妊薬を薬局でプロジェクト」共同代表かつNPO法人ピルコン代表の染矢明日香氏は、緊急避妊薬へのアクセス改善の根底にあるSRHR(Sexual Reproductive Health & Rights)の理念について言及。染矢氏は、日本で承認されている緊急避妊薬のレボノルゲストレルの入手に関する状況、価格面における海外との違いについて述べた上で、「望むのは調査ではなく、早期の薬局での緊急避妊薬の入手環境の整備とOTC化」とし、まずは調査事業を国民へ広く周知させること、調査協力薬局の増加について要望書を提出しています。

さらに「緊急避妊薬を薬局でプロジェクト」共同代表で「#なんでないのプロジェクト」代表の福田和子氏は、「厚生労働省が示す2,000件以上の調査事業の結果とは別に、購入したかったができなかった方も数多くいるのでは」と問題を提起しました。

「独自アンケートの調査結果」「避妊法と供給方法の最新ガイド」については、本記事よりご確認ください。

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何故?先進国の中で緊急避妊薬の市販が遅れる日本

世界保健機関(WHO)は、薬局での販売検討を含め緊急避妊薬へのアクセスを確保するよう提言。なぜ日本では薬局で購入できないのか、山本佳奈先生にお話しをうかがいました。

米国における休日・祝日の緊急避妊薬売上増加から考えること

先行研究を踏まえた上で、緊急避妊薬(市販薬)に関する研究結果を公表。米国での休日・祝日におけるレボノルゲストレルの売上量や臨床への生かし方が分かる情報です。

緊急避妊薬や卵子凍結、患者に正しい知識の提供を

日本産婦人科学会理事長の加藤聖子氏へのインタビュー記事です。緊急避妊薬のスイッチOTC化や卵子凍結の正しい知識提供について言及しています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

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