人気ブロガー・薬剤師ポンさんがアドバイス「患者クレーム対応の最適解」

更新日: 2025年4月7日 薬剤師ポン

【患者さんのクレーム】花粉症の目薬の値段が上がったのはなぜ?

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皆さんこんにちは!薬剤師ポンです。新人薬剤師として現場に立って、患者さんやその家族からのクレーム対応に戸惑うことは少なくありませんよね。時には感情的な言葉を受けることもありますが、対応次第で信頼関係を築く大きなチャンスになります。今回の患者さんは「いつもの薬の値段があがったみたい…」と不満そうです。患者さんに納得してもらえる返答はA、B、Cのうちどれでしょうか?では、いってみましょう!

先発薬の点眼液を希望する患者さんの背景

<患者さんのデータ>
60代女性 Aさん


<処方内容>
アレジオン点眼液0.05% 15ml 両眼 1日4回
ヒアレイン点眼液0.1%  15ml 両眼 1日4回

2025年3月受診。花粉症で目が痒くなり、病院に受診した。毎年この時期に花粉症になるのでお薬をもらっている。後発品は効いた気がしないようで先発品を希望されている。

患者さんの問い合わせ

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「去年お薬をもらった時より値段が高くなっていると思うけど…気のせいかしら?」

以下から患者さんの問い合わせに最適な返答を選んでください。

  • 「申し訳ありません。今年は薬価が上がったのかもしれませんね。具体的な理由は分かりませんが、毎年変動することがありますのでご了承ください」
  • 「患者さまは今回、先発品を選択されましたので、現在は後発品との差額4分の1をご負担いただく形となります」
  • 「値段が変わるのはよくあることです。先発品の品質の方が良いので、その分高くなっているのかもしれません」

回答と解説

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薬剤師ポン
やくざいしぽん

調剤薬局12年目の薬剤師インフルエンサー。新人時代は大手調剤薬局に勤務し経験を積む中で、「地元ならもっと地域に貢献できるのでは」と考え、地元の調剤薬局へ転職。現在は地域密着の薬剤師として、患者さんに寄り添う医療を提供している。 InstagramやXでは、薬学を楽しく学べる情報を発信。さらに、自身の薬剤師経験を活かし、薬剤師のキャリアや生き方を追求するブログ「ポンマガジン」を運営中。 また、著書としてKindle本『Instagramで稼ぐ!私が薬剤師インフルエンサーになってわかったこと』、『薬剤師のためのクレーム対応:クレームを通して患者の満足度を上げよう』を出版し、薬剤師の新しい可能性を広げる活動を続けている。

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