【患者から質問】チラーヂンS錠が新規追加されたのはなぜ?
処方箋「チラーヂンS錠」
<今日の処方箋>
【処方1】メルカゾール5mg[般]チアマゾール錠5mg 1回1錠 朝食後 14日分
【処方2】チラーヂンS錠50μg[般]レボチロキシン50μg 1回1錠 朝食後 14日分
バセドウ病の患者背景
37歳女性。バセドウ病患者。
今までをメルカゾール5mg[般]チアマゾール錠5mg 1回1錠 朝食後で服用して安定していたが、血液検査より甲状腺ホルモンの値が少し下がり気味。TSHは正常値より高め。特に自覚症状等はなし。
そして、チラーヂンS錠50μg[般]レボチロキシン50μg 1回1錠 朝食後に新規追加処方。
既往歴、他、併用薬はなし。
「先生から『甲状腺機能低下症の薬を服用しているせいか、甲状腺ホルモンの値が下がってしまったので、それを手助けする薬を処方するよ』と言われました。あまり詳しくは聞けなかったのですが、一体、どういう意味でしょうか?詳しく教えて下さい」