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薬剤師のための「学べる医療クイズ」

更新日: 2021年6月21日 木村 利美

C2や複数採血によるAUC測定が推奨されているのは?
C2や複数採血によるAUC測定が推奨されているのは?の画像

経口投与される薬物の効果を血中濃度で評価する場合、一定の濃度が維持されていることを確認するため、ほとんどの薬物はトラフ値(最低血中濃度)を測定することを基本としている。
次の免疫抑制剤は、移植領域においてAUC(血中濃度-時間曲線下面積)が臨床効果に相関すると考えられているが、実際にC2(服用2時間後の血中濃度)や複数採血によりAUCの推定・測定が推奨されているのはどの薬剤か。

  • a.シクロスポリン
  • b.タクロリムス
  • c.ミコフェノール酸モフェチル
  • d.エベロリムス

【選択肢】

  • A.aとb
  • B.aとc
  • C.aとd
  • D.bとc
  • E.bとd
  • F.cとd
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C2や複数採血によるAUC測定が推奨されているのは?

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木村 利美
きむら としみ

1986年に東薬卒業後、北里大学病院に入局。1987年から病棟業務に携わり、錠剤シートの画像を取り込んだ薬情を開発し、全国に広めた立役者。栄養管理とTDMの米国3ヶ月研修で臨床薬剤師の在り方を見直して、ベッドサイドモニタリングのTDM普及に向け「よくわかるTDM」を執筆。医学博士を取得し、東京女子医大に転職後、感染症・小児・がん領域のPK/PD研究を中心にフィラデルフィア小児病院に1年半留学して、現在に至る。スキー・テニス・アウトドア・カラオケ・発砲系アルコール好き薬剤師。

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