更新日: 2021年1月25日
抗血栓療法で出血リスクが高い患者に推奨されるのは?
「2020年 JCSガイドライン フォーカスアップデート版 冠動脈疾患患者における抗血栓療法」のガイドラインにおいて、抗凝固薬を必要とする冠動脈疾患患者に対する抗血栓療法で、推奨クラスがIでエビデンスレベルがAのものはどれか。2つ選べ。
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a.心房細動を合併するPCI施行患者の中で、出血リスクが高い患者に対して、抗凝固薬とDAPTの3剤併用療法は、3~12カ月行う。
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b.出血リスクが高い冠動脈ステント留置患者に対して、周術期以降の抗血栓療法は、抗凝固薬とアスピリンで行う。
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c.出血リスクが高い冠動脈ステント留置患者に対して、周術期以降の抗血栓療法は、抗凝固薬 とプラスグレルまたはクロピドグレルで行う。
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d.心房細動に対する抗凝固療法の選択において、ワルファリンよりもDOACを優先する。
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e.人工弁置換術後(機械弁)の患者に対して、慢性期(1年以降に)には出血リスクを考慮してDOACと低用量アスピリンの併用を考慮する。
【選択肢】
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A.aとb
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B.aとe
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C.bとc
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D.cとd
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E.dとe
<問題・解説提供>大阪薬科大学 臨床薬学教育研究センター 和田恭一先生解説
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