更新日: 2019年4月16日
100名の医師に、薬剤師と働くうえでの喜怒哀楽やエピソードを伺いました。
第1弾は、「うれしかった」薬剤師の仕事ぶりです。こまやかで丁寧な仕事に感謝する医師が多くいらっしゃいました。
普段のお仕事の参考になさってみてください。
【病院勤務の薬剤師】
【調剤薬局勤務の薬剤師】
薬剤師の勤務先別にアンケートを取った結果、病院薬剤師に関しては、6割超の医師が薬剤師の仕事ぶりに対して学びがあると回答。
調剤薬局勤務の薬剤師に対しては、約4割の医師が学びや参考になると回答いただいており、全体的に医師が薬剤師の仕事に対して信頼を置いている様子がうかがえます。
では実際にどのような働きぶりに感謝しているのでしょうか。
以下で詳しくみていきます。
こちらの処方ミスに対する疑義照会だったり、併用注意などの確認であったりと多岐にわたります。大変助かっています。 (一般内科・病院勤務 60代)
副作用、飲み合わせ、使用方法など、薬に関する詳しい情報を患者さんに提供して頂けるとき。 (小児科・病院勤務 30代)
細かいところの間違いに気付いてくれるところ、しかもそっと言ってくれるところ。 (心臓血管外科・病院勤務 40代)
用法用量のチェックをしてくれるところ。抗癌剤の副作用について、時間をかけて説明してくれるところ。 (皮膚科・病院勤務 40代)
相互作用や併用禁忌(持参薬にこっそり含まれている際など)薬剤が使用されそうになった際の速やかな連絡、相談(神経内科・病院勤務 40代)
何でも相談に乗ってくれて安心感がある。(腎臓内科・大学病院勤務医 40代)
患者との良好な関係性。(精神科・開業医 30代)
処方の疑問に関しエビデンスに基づいた説明とアドバイスをもらえる。(小児科・大学病院勤務医60代)
薬剤に関する豊富な知識。(一般内科・開業医 50代)
処方量や保険適応の訂正など情報を提供してくれる。(精神科・開業医 50代)
似た作用のある薬剤であるが、現在こまっている副作用の頻度が少ない薬剤を提案してくださったとき。(脳神経外科・病院勤務医 40代)
患者さんのアドヒアランス確保の努力。(一般内科 50代)
いかがでしたか? 薬剤師のしっかりしたコミュニケーションや、確実な情報に基づいた知識など、医師からのコメントが目立っていました。次回もお楽しみに!