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想いを繋ぐ!離島薬局経営物語

更新日: 2022年1月28日 キクオ

隠岐の島からこんにちは!離島で薬局経営をしようと思った理由!

隠岐の島からこんにちは!離島で薬局経営をしようと思った理由!メインの画像1

こんにちは!薬剤師キクオです。新しいコーナーが始まります。舞台は島根県隠岐の島。
私ごとではありますが、最近薬局経営を開始しました~!現在、キクオは単身赴任で島根県の隠岐の島にいます。いきなりですがみなさん、隠岐の島ってどういうところか知っていますか?今回はなぜ離島で薬局にチャレンジしたのか、そして隠岐の島の魅力について少しでも知っていただければ幸いです。それでは、いきましょう!

隠岐の島ってどこにあるの?

想いを繋ぐ!離島薬局経営物語の画像1

島根隠岐の旅島より引用

隠岐諸島は島根県の北方に進むと見えてくる4つの大きな島と約180の小さい島からなります。最も大きな島を島後(どうご)、そして西南方面の西ノ島、中ノ島、知夫里島の3つ島を島前(どうぜん)と呼ぶそうです。これらの島全体の人口は約1万9000人で、今回の舞台はその最も大きな島「島後」。キクオは軽く散策をしたのですが、大手コンビニエンスストアと呼ばれるものがない!?

「隠岐の国」と昔から呼ばれているようで、伝統行事やトライアスロン大会なども実施されています。空港から港町に向かう時にタクシーを使ったのですが、牛が放し飼い?放牧されていたような(笑)。また、薬局だからもありますが出会う方は高齢者の方が多い。「○○しちょる!」という方言を耳にしますし、島の方は温かい方が多い印象です。

愛知県から島根県へ!アクセス環境はどうなの!?

私の出身地である愛知県からは

  • 名古屋から飛行機で出雲空港へ、乗り換えで隠岐の島の空港に行く
  • 大阪の伊丹空港まで行って、直接隠岐の島の空港に行く
  • 島根県の港、七類港に車で行って、フェリーで島に着く

これらの方法がありました。
距離にしてみると約550キロ。遠いですよねー(爆)。

写真を見るとわかりやすいかも!↓島根隠岐の旅島より引用

想いを繋ぐ!離島薬局経営物語の画像2

ちなみに私は愛知県から夜な夜な高速を走らせ車で七類港という場所へ行きました。そして車をフェリーに乗せて島に渡るのです。

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フェリーの中に車を入れた時の写真です。

フェリー自体あまり乗ったことなかったのでドキドキしました。そして後日フェリー運航状況と薬局経営がとても密接に関わることを私は知るのです。移住する日はフェリーが出航して良かった~!!!

隠岐の島の薬局を事業継承した経緯

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薬局は事業継承で話が進みました。私が経営する「ピア中央薬局」は昔ながらの薬局で地域住民に愛されています。聞くと過去に近くのドラッグストアが調剤室をオープンしたそうですが、ピア中央薬局の人気によってそちらは結局閉めることになったそう。その話を聞いて私は素直に「そんなことがあるのか」と思いました。

実際に港町の高齢者より「車が運転できないからね、引き継いでオープンしてくれてありがとう」こんな声をたいへん多く聞きます。

なにより以前のオーナーの想いを少しでも引き継ぎたい。さらに地域の医療機関や離島の高齢者が不便に感じることを解消したい!薬局を開局して私はこのような気持ちになったのです。

こんな薬局です!市販薬もたくさんありますし、低カロリーのお菓子も多いです。

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前オーナーの想いを引き継ぎ、離島に医療を提供していきたい

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薬局オーナーは次第に年齢を重ねていきます。キクオは話を聞いた前オーナーの想いがなければ引き継いでなかったかもしれません。

離島では人の流れが流動的。社会人になると島から本州に出ることもあるそうですが、その後島に帰って来るといういわゆるUターンもあるそうです。地域の方、そして離島に医療がある限り、私は薬局を存続させて誠実な医療を提供していきたい。

また若い人たちが一緒になって隠岐の島を盛り上げていけたらうれしいですね。離島だから観光業も盛んですし、地域と一体となって薬局の新しいカタチを模索して浪漫を届けていきますよー!次回からは隠岐の島で起こったエピソードを紹介していきたいです。

今回はここまで!それではまた!

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キクオ
現役薬剤師ブロガー

薬学部をストレートで卒業後、新卒で入社した職場で社会の洗礼を受ける。周りから「人が変わった」と言われるも、心配いらないと、謎の強がりを見せる。その後、頭皮を気にする。
働き方と未来を考えて転職を決意。病院や薬局、派遣薬剤師を経験。今後は「個人の薬剤師がどう社会に貢献出来るか」に興味あり。
「どーせ仕事をするなら楽しく」をモットーに現職の調剤薬局で楽しく働いています。「薬剤師は日本中に浪漫を届けたい」をテーマに薬剤師・薬学生向けのメディアを運営しています!

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