「薬の味見」で大人気! 薬剤師ブロガーやくちち先生のファーマシストの流儀
薬剤師ときどき父(やくざいしときどきちち)先生
経歴:2005年、北里大学薬学部卒業。現在、生まれ育った地元の保険薬局にて管理薬剤師として勤務。2017年より、「薬剤師ときどき父」名義でブログ『薬剤師ときどき父~お薬ソムリエを目指して~』やTwitterを中心に情報発信をスタート。小児用の散剤や成人用のOD錠など100種類以上の味見を行い、味の感想・製剤的な特徴を中心に紹介している。m3.comにて『服薬指導に役立つ!やくちちの薬の味見』を大好評連載中。
「ファーマシストの流儀」第15回は、“薬の味見”ブログで人気の「薬剤師ときどき父」、通称やくちち先生です。本記事内のイラストは、ブログのイラストも描いている妻で同じく薬剤師のティダさん描きおろし!
ブログの制作裏話や、味見が服薬指導に役立った体験談など、やくちち先生の薬の味見の流儀を伺いました。
地元大好き。生まれ育った地域を愛する薬剤師
はじめに、やくちち先生の経歴と現在のお仕事について教えてください。
やくちち先生(以下、敬称略):大学卒業後、地元の個人薬局に就職しました。以降7店舗ほど様々な個人薬局勤務の経験を経て、現在は自宅のごく近くの薬局で管理薬剤師として勤めています。
地域の薬剤師会での活動も行っており、ワクチン分注や、夜間休日診療、災害時用の井戸水検査などに携わっています。
また学会に参加するのが楽しく、学会で地方に集まった際は薬剤師さんたちを誘って、その土地の美味しいものを囲んで食事会を行うこともあります。通称「やくちち会」と呼んでいて、薬剤師には面白い人たちが多いので毎回楽しみにしています。
「薬の味見」ブログを始めたきっかけとは?
“薬の味見”ブログで人気のやくちち先生ですが、薬の味見について積極的に情報発信するようになったきっかけとは?