1. 薬剤師トップ
  2. 薬剤師コラム・特集
  3. ファーマシストの流儀
  4. 入院から外来まで。がん治療認定薬剤師の働き方

ファーマシストの流儀

更新日: 2022年8月27日 薬剤師コラム編集部

見える景色が変わった。外来がん治療認定薬剤師としての働き方

見える景色が変わった。外来がん治療認定薬剤師としての働き方メインの画像1

やぎざいし先生
薬剤師/外来がん治療認定薬剤師
経歴:大学卒業後、病院薬剤師として就職。2022年、外来がん治療認定薬剤師の認定取得。入院・外来のがん治療および緩和ケアに従事している。病院勤務の傍ら、当該資格認定を目指す薬剤師向けの支援活動や、「やぎざいし」名義でブログ/Twitterでの薬の知識の発信、医療系ライターとしても活動中。

「ファーマシストの流儀」第16回は、外来がん治療認定薬剤師として活躍中の通称「やぎざいし」先生です。認定取得のために苦労したことから、取得後の働き方の変化、そして今後認定を目指す方への支援活動など、外来がん治療認定薬剤師としての流儀を伺いました。

薬剤師の未来を見据えた認定取得

はじめに、やぎざいし先生の経歴と現在のお仕事について教えてください。

やぎざいし先生(以下、敬称略):大学卒業後に就職した病院で、病院薬剤師として6年目を迎えました。

今年、「外来がん治療認定薬剤師(Accredited Pharmacist of Ambulatory Cancer Chemotherapy:以下、APACC)」の認定を取得し、入院と外来のがん領域の服薬指導・抗がん剤の調整などにも積極的に関わることができるようになりました。希望して緩和ケアのチームに入らせていただいて、そちらにも関わっています。

APACCにチャレンジしようと思われたきっかけは?

やぎざいし:本気で取得しようと決心したのは一年ほど前ですが、それ以前から薬剤師の未来を見据えたときに、何か武器になるものがあったほうがいいなと考えていたことが大きいです。

薬剤師として何か武器をもったほうがいいというのはよく言われることかと思いますが、僕自身、薬剤師3年目のときに「このままでは知識が足りなくて、なあなあで薬剤師をやってしまう」と壁にぶつかったことがありました。

病院での直属の上司が有資格者だったこともあり、相談して少しずつがん領域に関わらせていただくようにしました。

もともと、大学の卒業研究もがん領域で、興味のある領域だったということもありました。

または

m3.com会員登録いただくと、医療ニュースや全てのコラム記事が読み放題&ポイントが貯まる

新規会員登録(無料)

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

ファーマシストの流儀

この記事の関連記事

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

ebm 医薬品情報・DI 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 服薬指導 派遣薬剤師 薬局経営 年収・待遇 薬剤師インタビュー 医療クイズ