ぺんぎん薬剤師とはじめる!薬剤師のための中医協講座

更新日: 2022年1月4日 ぺんぎん薬剤師

中医協に関するニュースを読む前に…中医協って何?

中医協に関するニュースを読む前に…中医協って何?メインの画像1

今回から新たに中央社会保険医療協議会、いわゆる中医協に関するニュースについて学んでいくコラムを開始することになりました。
現在、中医協では診療報酬改定に関する議論が本格化しているので、まずは診療報酬改定に関する記事を中心に解説していきたいと思います。

今回は第一回になるのですが、まずはこのコラムの主役となる「中医協」ってなんなのか?中央社会保険医療協議会について解説したいと思います。

2024年の診療報酬改定に関する記事をまとめた
「診療報酬改定2024まとめ」はこちら>>

中医協ってどんな組織

中医協は中央社会保険医療協議会の略。社会保険医療協議会法(第二条)によって定める項目について審議・答申を行い、厚生労働大臣に建議することができる委員会。
簡単にまとめると診療報酬に関連する内容、診療報酬本体や薬価について議論を行う専門委員会で、厚生労働大臣は診療報酬に関する事項を決定する際には中医協に意見を求めなければいけません。

中医協に関するニュースを読む前に…中医協って何?の画像1

つまり、診療報酬改定や薬価についての議論を行い、具体的な制度を決めていくための委員会というわけです。

中医協は立場の異なる3つの委員から構成される

または

m3.com会員登録いただくと、医療ニュースや全てのコラム記事が読み放題&ポイントが貯まる

新規会員登録(無料)

こちらもおすすめ

ぺんぎん薬剤師の画像

ぺんぎん薬剤師
ぺんぎんやくざいし

4年制薬学部を卒業後、大学院では特許を取得。その経験を患者さんの身近な場所で活かしたいと考え薬局に就職。薬局では通常の薬局業務に加え、学会発表、研修講師、市民講座など、様々な形で「伝えること」を経験。自分の得た知識を文章にし、伝えていくことの難しさと楽しさを学ぶ。 薬局での仕事が忙しくなる中、後輩に教える時間がなくなり、伝える場としてブログ「薬剤師の脳みそ」の運営を開始。その後はTwitter、Facebook、Instagramなどの各種SNSも開始し、より多くの薬剤師に有意義な情報を提供できるメディアを目指して運営を続けています。

キーワード一覧

ぺんぎん薬剤師とはじめる!薬剤師のための中医協講座

この記事の関連記事

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

キャリア 医薬品情報・DI 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 服薬指導 業界動向 年収・待遇 プロブレム 医療クイズ 選定療養