オンライン資格確認で患者負担増の是非!?
厚生労働省は1月26日の中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)で、2022年度診療報酬改定で初再診料の加算として、オンライン資格確認を行う場合の「電子的保健医療情報活用加算」の新設を提案した。
オンライン資格確認システムを通じて患者の薬剤情報などを取得し、当該情報を活用して診療等を実施する場合に月1回算定できる。
診療情報等の取得が困難な場合等でも、2024年3月31日までは初診に限り、加算ができる特例も設ける。オンライン資格確認の推進が狙いだ。
オンライン資格確認システムを通じた 患者情報等の活用に係る評価の新設
今回の改定ではオンライン資格確認システムを通じて患者の薬剤情報や特定健診情報を取得し、その情報を活用して診療・調剤等を実施することに係る評価が新設されます。