新薬なのに28日分まで処方可能?処方日数制限の例外とは!?
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16成分20品目を薬価収載、中医協 ポライビーは費用対効果評価で価格据え置き
中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)は11月9日、ピーク時市場規模予測100億円超の5品目を含む16成分20品目の薬価を了承した。11月16日に収載予定(資料は厚生労働省のホームページ )。
ということで、今回は新薬の処方日数制限の例外について少し詳しく説明してみようと思います。
2022年11月16日に薬価収載された新医薬品の処方日数制限
新医薬品の処方日数制限については添付文書の後半、「25. 保険給付上の注意」に記載されています。
25. 保険給付上の注意
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第97号(平成20年3月19日付)に基づき、2023年11月末日までは、投薬は1回14日分を限度とされています。
フィンテプラ内用液2.2mg/mL 添付文書
※ただし、医薬品によっては薬価収載直後の添付文書には記載されず、発売時点で改訂、記載される場合があります。
今回、薬価収載された医薬品のうち、処方日数制限の対象となるのは以下の薬剤です。
- フィンテプラ内用液2.2mg/mL
- ソーティクツ錠6mg
- エザルミア錠50mg/100mg
- コセルゴカプセル10mg/25mg
- オスタバロ皮下注カートリッジ1.5mg
- ベリナート皮下注用2000