令和4年11月16日に収載された新薬の薬価
参考記事
16成分20品目を薬価収載、中医協 ポライビーは費用対効果評価で価格据え置き
中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)は11月9日、ピーク時市場規模予測100億円超の5品目を含む16成分20品目の薬価を了承した。11月16日に収載予定(資料は厚生労働省のホームページ )。
今回薬価収載された医薬品の特徴については「スッキリ31の記事」で詳しく紹介しています。
1.類似薬効比較方式(Ⅰ)で算定された医薬品
まずは類似薬効比較方式(Ⅰ)で算定されている医薬品についてまとめていきます。
新医薬品のうち、すでに類似薬が存在する場合は「類似薬効比較方式」という薬価算定方法が採用されます。成分、効能・効果、薬理作用、組成及び化学構造、投与形態・剤形・用法の区分から「最類似薬」を選出し、最類似薬の1日薬価を元に新薬の薬価を算定する方法です。