ぺんぎん薬剤師とはじめる!薬剤師のための中医協講座

更新日: 2023年9月25日 ぺんぎん薬剤師

令和6年度診療報酬改定に向けての議論の進め方

令和6年度診療報酬改定に向けての議論の進め方メインの画像1

2024年の診療報酬改定に関する記事をまとめた
「診療報酬改定2024まとめ」はこちら>>

参考記事次期診療報酬改定へ5疾病6事業、働き方改革、医療DXなどテーマ医療・介護・障害同時改定へ意見交換会予定、中医協

今回は令和6年度診療報酬改定の議論ついて、どんなテーマが中心となり、どんなスケジュールで進められたりしていくのかをまとめましたので解説していきます。

ぺんぎん薬剤師とはじめる!薬剤師のための中医協講座の画像1

来年は診療報酬改定か〜。ようやく前回改定の内容に慣れてきたと思ったらあっという間だね。

ぺんぎん薬剤師とはじめる!薬剤師のための中医協講座の画像2

そうだよ。もうすでに来年の改定に向けての議論は開始されているんだからね!情報収集を進めてしっかり準備しておかないと!

1、令和6年度診療報酬改定に向けての検討事項

1月18日に開催された中医協総会(第536回)の中で令和6年度診療報酬改定に向けての検討事項が整理されています。一つずつ簡単に説明します。

① 令和6年度の診療報酬改定は、ポスト2025年も見据えた介護報酬及び障害福祉サービス等報酬との同時改定であること
「ポスト2025年」という言葉はよく耳にするのではないでしょうか?2025年は、いわゆる「団塊の世代」全員が75歳以上になり、人口の2割が後期高齢者になる年です。「ポスト2025年」という言葉は「2025年以降」を意味します。高齢者人口の数がピークを迎えるのと反して、生産年齢人口が減少し続けている人口動態の変化に対応すべく、「ポスト2025年」の医療介護を構築していく必要があります。2024年診療報酬改定は2025年を迎える直前の、最後の診療報酬改定になります。また、2024年は診療報酬改定だけでなく、介護報酬改定、障害福祉サービス等報酬改定も同時に行われるトリプル改定になっています。

または

m3.com会員登録いただくと、医療ニュースや全てのコラム記事が読み放題&ポイントが貯まる

新規会員登録(無料)

こちらもおすすめ

ぺんぎん薬剤師の画像

ぺんぎん薬剤師
ぺんぎんやくざいし

4年制薬学部を卒業後、大学院では特許を取得。その経験を患者さんの身近な場所で活かしたいと考え薬局に就職。薬局では通常の薬局業務に加え、学会発表、研修講師、市民講座など、様々な形で「伝えること」を経験。自分の得た知識を文章にし、伝えていくことの難しさと楽しさを学ぶ。 薬局での仕事が忙しくなる中、後輩に教える時間がなくなり、伝える場としてブログ「薬剤師の脳みそ」の運営を開始。その後はTwitter、Facebook、Instagramなどの各種SNSも開始し、より多くの薬剤師に有意義な情報を提供できるメディアを目指して運営を続けています。

キーワード一覧

ぺんぎん薬剤師とはじめる!薬剤師のための中医協講座

この記事の関連記事

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

調剤報酬改定 薬価改定 服薬指導 派遣薬剤師 業界動向 薬局経営 年収・待遇 OTC医薬品 プロブレム 医療クイズ