ぺんぎん薬剤師とはじめる!薬剤師のための中医協講座

更新日: 2023年12月19日 ぺんぎん薬剤師

医療機関等への情報提供、連携等に関する評価〜調剤(その1) 令和6年度調剤報酬改定

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参考記事:薬局の対人業務、敷地内薬局、薬剤師偏在など課題多々医療機関が希望する情報と薬局提供の情報にギャップも

中医協で公開された調剤(その1)についての解説も4回目となりました。今回は、医療機関等への情報提供、連携等に関する評価に関する部分について、調剤報酬改定への影響を考えてみたいと思います。

1.服薬情報等提供料

  • 薬局が医療機関へ情報提供する割合は増加しており、医療機関に送付する服薬情報等提供料2の算定が令和3年度以降に特に増加している。情報共有を円滑に行うため、地域で統一様式を定めて取り組んでいる事例もある。一方で、医療機関が求める情報と薬局が提供する情報に差がある。
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服薬情報等提供料2…というと、薬剤師の判断もしくは患者の求めにより算定するものだったよね?

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令和3年というと地域連携薬局と専門医療機関連携薬局の認定制度が開始になった年だね。

※薬機法における認定薬局制度は令和3年8月1日施行

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ぺんぎん薬剤師
ぺんぎんやくざいし

4年制薬学部を卒業後、大学院では特許を取得。その経験を患者さんの身近な場所で活かしたいと考え薬局に就職。薬局では通常の薬局業務に加え、学会発表、研修講師、市民講座など、様々な形で「伝えること」を経験。自分の得た知識を文章にし、伝えていくことの難しさと楽しさを学ぶ。 薬局での仕事が忙しくなる中、後輩に教える時間がなくなり、伝える場としてブログ「薬剤師の脳みそ」の運営を開始。その後はTwitter、Facebook、Instagramなどの各種SNSも開始し、より多くの薬剤師に有意義な情報を提供できるメディアを目指して運営を続けています。

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