教えて薬剤師!就職先をどう決めましたか?

m3.comの薬学生会員から寄せられた現役薬剤師への質問について、薬剤師会員から寄せられたリアルな回答をご紹介します。
今回は、薬学生からの質問の多かった「薬剤師のキャリア」に関する質問です。「就職先をどのように決めましたか?」という質問に対し、現役薬剤師から様々な意見が寄せられました。実際に働いてみた感想も含めご紹介します。
薬学生から現役薬剤師へ質問です。

通勤の距離や勤務条件で決めました
- 「店舗数が10店舗以上」「経営の安定性」「有休の取得率」「年収」「昇給率」「残業の有無」。病院は、休みが少なく、給与も安い。休みも取りづらい。(50代男性 調剤薬局勤務)
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勤務条件(勤務時間・休日)と自宅からの通勤経路。
通勤時間のかからないところ。(30代男性 病院勤務) -
当時は、自宅から通える所がよかったので大阪が本社の会社にしました。
あと、調剤はしたくなかったので、ドラッグストアに絞って5社ほど受けました。20年経ち、辞めずにずっと働いています。会社が合併したり、異動で九州に行ったり、人材育成に携わったり、産休育休を2回取ったり、そして今は併設の調剤薬局で時短で働いています。飛び込んでみて、自分で選び取っていくのでもいいと思います。 (40代女性 調剤薬局勤務)
患者さんとのコミュニケーションが決め手
- 調剤薬局勤務です。カウンターでの対応が主ですが、たくさんの患者さんとコミュニケーションを取れるのは良いと思います。また、在宅業務もこれから必要になり、興味があれば面白いとは思います。(40代男性 調剤薬局勤務)
- 調剤薬局は、在宅業務や施設など、患者様に合わせた処方など医師と相談しながら、取り組みます。患者様にも医師にも喜んでいただけることが多く、やりがいを感じます。(50代男性 調剤薬局勤務)
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実際に、自分自身が学んだ内容を最大限に活かせる職業を選んだ。
患者さんと接し、自分自身の指導が実際に活かされて、患者さん自身から感謝の言葉をいただいた時、この職業で良かったと思う。 (20代男性 病院勤務)
先輩の働いている姿を見て
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実際に現場を見学させてもらって、働いている先輩方の雰囲気を見ました。業務内容も大事ですが、肌に合わない職場では仕事や学びの気力も湧かないと思ったので。
薬局では、幅広い科の薬に触れられたので、浅く広く知識がつきました。病院は、産婦人科の単科医院に勤めているので、知識を深めているところです。就職してからしばらくの間は、忙しくてもたくさん処方が見られる場所にいたほうが、その後転職するとしても、経験が役に立つと思います。(30代女性 病院勤務)
薬局勤務を選んだ理由
- 就職先の選択は実習のときに自分にどちらが合っているかで決めた。薬局の方が給与がいいということもあって薬局にしたけれど、最終的には職場環境次第でいいか悪いかが決まると思う。(40代女性 調剤薬局勤務) …