26年度調剤報酬改定で調剤基本料は具体的に何点上がる?賃上げ動向も解説
「薬局のアンテナ」のてっちゃんです!
2026年度診療報酬改定について、最大の関心事が調剤基本料やその加算の動向ではないでしょうか。
特に、2026(令和8)年は、賃上げや物価高対応として、改定率が大幅にアップする結果となりました。
次の焦点として、調剤基本料などのベースとなる点数がどの位上がるか(下がるか)という点に注目が集まります。
そこで本コラムでは、最新の動向(2026年1月8日時点)を踏まえて、調剤基本料の見通しについて解説します。2026(令和8)年度調剤報酬改定を想定する上で、ご参考になれば幸いです。
1.2026(令和8)年度調剤報酬改定は、処方箋1受付あたり+4点ほどのインパクトを想定
2024年12月24日に公表された改定率は、全体で+3.09%と大方の想定を大きく上回るプラス改定となりました。
本体改定率が3%を超えるのは30年ぶりとのことです。
引用元:診療報酬改定について /厚生労働省
ただ、実際に薬局ではどの位のインパクトがあるのかという点が分かりにくいところです。そこで、これまでの動向を踏まえて改定率の分析を行いました。その結果を基に、調剤基本料の見通しを解説していきます。
まず結論として、処方箋1受付あたり、トータルで+4点ほどのインパクトを想定しています。
例えばですが、月1000回受付している薬局であれば、4点×10円×1000回で4万円ほどの増収(技術料として)というイメージです。
なぜ+4点を想定しているかというと、改定率から逆算した結果です。
その計算は複雑になるので割愛しますが、改定率の全体像を以下にお示しします。
改定率の全体像(まとめ)/筆者作成
今回の調剤報酬改定に伴う調剤への影響としては、トータルで+371億円と試算しており、年間の処方箋枚数が約9億枚であることを踏まえると1枚あたり+40円程度(+4点程度)という結果になります。
ただし、内訳である賃上げ分と適正化分については大きく変動する可能性がある点は押さえておきましょう。
2.+4点は主に調剤基本料とその加算に割り振られることを想定
ここからは、処方箋受付1回あたり+4点増えると仮定して、どの点数に割り振られるかを予想してみます。
