医師は薬剤師の積極的な介入に期待◆Vol.4
m3.com編集部は薬剤師の在宅医療での活躍について、m3.com医師会員に向けてアンケート調査を実施、149人から回答を得ました。在宅医療に従事する医師が回答した、「在宅医療現場で薬剤師がいて良かった」エピソードおよび今後の薬剤師に期待するスキルをご紹介します。
在宅医療に関して、薬剤師がいてくれて助かった・良かったエピソード
医師から寄せられた「薬剤師の在宅医療における活躍」のなかで最も多かったのは、「剤型や投与量についての提案・相談ができる」という内容でした。特に腎機能障害の患者に対する処方について、薬剤師の知見が頼りになったという声が多く寄せられました。そのほか、「処方の重複や禁忌薬のチェック」「服薬コンプライアンスの向上」に関する感謝の声も目立ちました。
【剤型や投与量について相談できる】
- 併用薬の安全性に関する意見をくれたり、疼痛管理における薬剤変更を相談したりできる
- 患者の状態を一緒に確認して、剤型変更の提案をしていただいた
- 剤型や投与方法への提案
- 腎機能の低下した患者に対して抗生剤の投与量をどのように減量すれば良いのか確認できて安心できた。
- 腎機能障害への薬剤の対応の助言