薬剤師の気になるトピックをお届け!今月の特集

更新日: 2021年6月14日 井手 綾子

ワクチン接種を効率的に行うためのスケジュール管理とは

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COVID-19(新型コロナウイルス)のワクチン接種が全国規模で進むなか、薬剤師としてできることは何だろうと考えている薬剤師の方は多いと思います。この記事では、接種会場のスケジュール管理などに携わる横浜市泉区薬剤師会理事の安西勝利先生をご紹介します。
安西先生は現在、COVID-19のワクチン接種会場に何人の薬剤師を派遣するか、どんな段取りで接種を行うかなどのスケジュール管理に取り組んでいらっしゃいます。ワクチン接種のスケジュール管理は、具体的にはどうように行っているのでしょうか。その方法や、気をつけたいことなどについてお話を伺いました。

井上能博教授

安西勝利先生

略歴
神奈川県横浜市出身。2005年北里大学薬学部を卒業。その後、保険薬局に勤務。2011年から都内の薬局に転職し兵庫、福島などへ転勤。現在は横浜市泉区の薬局に勤務。2021年4月より横浜市薬剤師会理事に就任。NPO法人AHEADMAP会員でもある。

ネットを使ってアンケートを取り、シフトを作成

安西先生の経歴や専門分野、現在の所属先などを簡単に教えてください。

安西:北里大学薬学部を卒業後、しばらく高校の友人の実家である保険薬局に勤務していました。2011年年に転職し、都内や兵庫県、福島県郡山市などの薬局を転勤で回りました。その後、勤務先の薬局がM&Aされ、結局は地元・横浜市泉区にある薬局グループに就職しました。現在のさかえ薬局に配属され、その後管理薬剤師となりました。今年2021年4月からは、横浜市泉区薬剤師会理事もやっています。

COVID-19、新型コロナのワクチン接種での薬剤師さんの協力としては、ワクチン希釈が一般的に知られていますが、先生が携わっているスケジュール管理とは具体的にどんなことをするのか教えてください。

安西:現在泉区の高齢者ワクチン集団接種は、水曜・木曜・土曜午後と日曜日に行われています。さらに、6月中頃からは土曜午後と日曜は会場を増やして接種が行われる予定になっています。

その…

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井手 綾子
いで あやこ

福岡県生まれ。地方のフリーペーパーの編集を経験し、編集長となる。フリーランスとなってからは、全国紙や地方紙、webなどの編集・執筆を行う。取材経験は20年超、取材人数1000人以上。自分の闘病経験・治験を受けた経験から、医療関係、医薬品関係などの執筆に力を入れている。
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