改正薬機法に見る今後の薬局、薬剤師のあり方|分科会8
医薬品医療機器等法(薬機法)が改正され、それに伴い「地域連携薬局」や「専門医医療機関連携薬局」の認定制度も開始し、服薬期間中の薬剤師によるフォローアップの義務化が始まりました。
コロナ禍によりオンライン服薬指導も加速したことにより、薬局の立ち位置や薬剤師の業務のあり方が変化してきている。
分科会8「改正薬機法に見る今後の薬局、薬剤師のあり方」では、これからの薬剤師の業務や、今後の薬局機能のあり方についての発表がおこなわれました。
令和の時代の薬剤師・薬局に期待すること|安川孝志氏
分科会の方針となる基調講演は、前厚生労働省医薬・生活衛生局総務課、薬事企画官の安川孝志氏による「令和の時代の薬剤師・薬局に期待すること」でした。
「薬局ビジョン策定から5年が経過し、薬局は処方箋を引き換えに薬をもらう場所という認識や、薬剤師の業務が見えないという厳しい意見、そういった状態から脱却できているか、患者の認識が変わっているかが一つの答えであり、法改正だけがゴールだけではなく、こういった内容を踏まえながら薬剤師の業務を変化させることが重要」と語る安川氏。
厚生労働省としても、薬局…