薬剤師の気になるトピックをお届け！今月の特集

更新日: 2022年2月21日躰長靖貴

薬局を開業して分かった、薬剤師のキャリアとその未来

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本特集の最後となる今回は、私が5年前に独立開業を果たして、現在では開業コンサルタントとして多くの薬剤師と面談する中で分かったことや伝えたいことを紹介します。

皆さんがこれから作り出していく独立開業の道の先に何があるのか？それは無限の可能性です。その無限の可能性の一部を明るい話題だけでなく不安な部分も合わせてお伝えし、私がなぜ開業コンサルタントとして活動するのか、独立開業を勧めるのかについてもお伝えします。

独立開業を果たして分かったこと

独立開業をする前と後で分かったのは、万全に開業準備をすることは不可能であり、勢いで進んでいくことも大切だということです。ある程度準備して、必要な知識やスキルが身についたと自分が思えば、一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。

その一歩を踏み出さなければ目の前のチャンスをつかむことはできません。私が独立開業を果たし、薬局経営を始めて5年、苦労は数え切れないほどたくさんありましたが、後悔は1度もありません。

不安はどれだけ準備をしても消えません。不安に思う気持ちも分かりますが、その先にある独立開業だけを見て突き進んでみませんか？

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躰長靖貴
たいなが　やすたか

薬剤師/株式会社ファーマピア代表取締役
足立区薬剤師会理事

2013年帝京大学薬学部卒業。2016年(28歳)に東京都足立区で調剤薬局を開業。
現在は薬局経営の傍ら、開局する若手薬剤師を支援するため開局コンサルタントとして、薬局のM&A案件の仲介、経営コンサルティングを行う。
また、薬学教育にも力を入れ、認定実務実習指導薬剤師として毎年多くの薬学生を受け入れている。