献血歴150回の薬剤師が教える、「献血」のチュートリアル1~準備・予約編
こんにちは!献血歴150回以上の薬剤師・田村かおりです。今回は薬剤師にとって、身近でないように見えて身近な「献血」が具体的にどんな風に行われるものなのか、実際に献血に参加した場合の流れに沿って紹介します。
「献血」は、血液を“受ける人”と“提供する人”の双方の安全を守ることが最重要課題です。そのため、とにかくこの重要ポイントを押さえた仕組みになっています。みなさんも案内や参加をする場合には、これを守ることを大前提に考えましょう!
献血できるか確認しよう
「献血」に参加するためにはまず、自分が“献血できるかどうか”を確認する必要があります。献血の際には、“血液を提供する側”の安全も守ることが重要だからです。
その際に利用されるのが「献血基準」ですが、中には日本赤十字社がWeb上に公開していて、献血会場に行かなくても自分で判断できる項目もあります。交通費・時間・自分と献血会場の職員の手間を省くためにも、事前に自分が献血できるのかどうか確認しましょう。たとえば、日本赤十字社のサイトの「献血をご遠慮いただく場合」に記載されている項目などについては、日本赤十字社も事前の確認を推奨しています。日本赤十字社もしくは献血をしようと思う都道府県の赤十字血液センターのサイトを見ましょう。