薬剤師の気になるトピックをお届け!今月の特集

更新日: 2022年8月8日 小原 一将

褥瘡患者さんに使用する医療材料の取り扱い

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私たち保険薬局の薬剤師にとって、患者さんの体を隅々まで観察するという機会は多くありません。しかし、在宅医療を行うと患者さんの状態を確認したり、医師や看護師とのコミュニケーションの中で病態について理解を求められたりすることが、よくあります。そのため、まずは「褥瘡」とはどのような病態で、どのように薬剤師が関わっていくことになるのかを簡単に解説します。

褥瘡とはどのような症状か

褥瘡は”床ずれ”とも呼ばれ、寝たきり状態などによって体の部位が体重で圧迫されて、その部位の血流が悪くなることによって起こる皮膚の損傷のことです。実際、見た目にも皮膚が赤くなったり、爛れたりして傷ができます。

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小原 一将
こはら かずまさ

薬剤師/株式会社sing代表取締役
2009年京都薬科大学を卒業後、様々な保険薬局で勤務。薬剤師の価値をもっと社会に届けたいと考え、2019年12月に株式会社singを設立。「頼れる薬剤師が身近にある社会をつくる」をビジョンとして、薬剤師の教育や新しい働き方の支援を行っている。
Apple製品好きであり、薬剤師の業務や医療の発展に活用できないか日々考えている。

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