薬剤師の気になるトピックをお届け!今月の特集

更新日: 2022年12月16日 野田 学

【薬剤師が学ぶ】子どもの薬の誤飲事故の実情とは

【薬剤師が学ぶ】子どもの薬の誤飲事故の実情とはメインの画像1

子どもの医薬品の誤飲事故の実情を知る

医薬品の誤飲による被害児の年齢は1歳が最も多く、次いで2歳、0歳の順であり、3歳以降では年齢とともに減少傾向であることが報告1)されております。なぜこの年齢で好発するのでしょうか?それには行動特性が多く関与していると考えられており、同報告では以下の3つの特徴が上げられております。

特徴1:身近にあるものを手に取り、何でも口に運ぶ

おおむね6か月から1歳半頃までにかけては、「身近にあるものを手に取って口に入れる行動」による誤飲事故が多く認められております。手の届くところにある医薬品を種類にかかわらず誤飲する傾向があり、塗り薬等の誤飲も報告されています。また、PTP 包装ごと口に入れて噛んだり、袋を噛んで破いたり、金属チューブを噛んだりする等、通常の取り出し方でない方法で医薬品を誤飲することもあるようです。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

野田 学の画像

野田 学
のだ まなぶ

JCHO若狭高浜病院薬剤部所属
大手調剤薬局での勤務を経て、生まれ育った町の病院薬剤師に。地域医療への貢献を模索中。
資格:プライマリケア認定薬剤師/スポーツファーマシスト/介護支援専門員

キーワード一覧

薬剤師の気になるトピックをお届け!今月の特集

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

禁忌 医薬品情報・DI 調剤 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 服薬指導 派遣薬剤師 薬局経営 年収・待遇 OTC医薬品