薬剤師の気になるトピックをお届け!今月の特集

更新日: 2023年1月22日 小原 一将

何気ない薬剤師の業務も、患者さんへの見せ方にこだわってみよう

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シチュエーション

  • かぜ症状で受診して、咳止め、抗アレルギー薬、解熱剤が処方された患者さんの処方箋
  • 生活習慣病で服用している薬が数種類あるので飲み合わせを気にしている
  • 服薬指導前の薬歴を確認して飲み合わせに問題がないことは確認済み

…こうした状況では、飲み合わせについては事前に調剤室などで予め確認しておき、服薬指導の時に尋ねられたら「問題ないですよ」と即答できるように準備しておく、というケースも多いと思います。この準備はプロとして大切なことではありますが、すぐに答えられる質問でも、回答の前にあえて時間を使う、という工夫をすることもできます。

「考える時間」を、敢えて患者さんに見せる

「先生(=医師)に確認して大丈夫と言われたのですが、この薬の飲み合わせは本当に大丈夫ですか?」

…患者さんからこんな質問をされた経験は、薬剤師なら多くの人があるかもしれません。医師は「問題ない」と回答したはずですが、患者さんが再度薬局で薬剤師に確認する、ということにはいくつか要因があると思いますが、たとえば患者さんは”本当の意味で納得・安心できていない”というものが可能性として考えられます。

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小原 一将
こはら かずまさ

薬剤師/株式会社sing代表取締役
2009年京都薬科大学を卒業後、様々な保険薬局で勤務。薬剤師の価値をもっと社会に届けたいと考え、2019年12月に株式会社singを設立。「頼れる薬剤師が身近にある社会をつくる」をビジョンとして、薬剤師の教育や新しい働き方の支援を行っている。
Apple製品好きであり、薬剤師の業務や医療の発展に活用できないか日々考えている。
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