薬剤師の気になるトピックをお届け!今月の特集

更新日: 2023年2月22日 児島 悠史

【薬剤師のお薬手帳活用術】併用薬の確認だけではもったいない?緑内障の患者さんに確認すべきことは

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他の病院でもらっている薬の情報(併用薬)が正確に把握できる「お薬手帳」は、今や安全な薬物治療に今や欠かせないツールになっています。しかし、実は「お薬手帳」は併用薬を確認するためだけのツールではありません。事実、2020年9月の改正薬機法では、「患者の薬剤服用歴その他の情報を一元的かつ経時的に管理できる手帳」と記載されています。つまり、「いま使っている薬」がわかるというのは、「お薬手帳」に求められている機能のごく一部に過ぎない、ということです。

そこで今回は、「お薬手帳」でどのような情報を管理できると良いのか、具体的な症例を踏まえながら考えてみたいと思います。

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書き込みのチャンス:緑内障は、「閉塞隅角」と「開放隅角」のどちらか?

緑内障は、眼圧の上昇によって視神経や視野に異常をきたす疾患ですが、大別すると「閉塞隅角緑内障」と「開放隅角緑内障」の2種に分類されます。このうち、抗コリン作用を持つ薬を服用することによって緑内障の悪化、または急性発作を起こし得るのは、「閉塞隅角緑内障」のみと考えられています。

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児島 悠史
こじま ゆうし

薬剤師 / 薬学修士 / 日本薬剤師会JPALS CL6。
2011年に京都薬科大学大学院を修了後、薬局薬剤師として活動。
「誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい」という理念のもと、ブログ「お薬Q&A~Fizz Drug Information」やTwitter「@Fizz_DI」を使って科学的根拠に基づいた医療情報の発信・共有を行うほか、大学や薬剤師会の研修会の講演、メディア出演・監修、雑誌の連載などにも携わる。
主な著書「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100(羊土社)」、「OTC医薬品の比較と使い分け(羊土社)」。

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