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更新日: 2023年2月25日 児島 悠史

【薬剤師のお薬手帳活用術】腎機能を共有して、副作用のリスクを下げる取り組みをしよう

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前回「【薬剤師のお薬手帳活用術】併用薬の確認だけではもったいない?緑内障の患者さんに確認すべきことは」の記事では、患者さんの薬物治療を考える上で重要になる「緑内障」の分類は、お薬手帳に記載することで病院や薬局間で情報共有ができる、というお話を紹介しました。このような情報共有が役立つ場面は他にも色々考えられますが、特に近年注目されているのが、「腎機能」についての情報共有です。

【特集】併用薬の確認だけではもったいない?お薬手帳「ワンランク上の活用術」の画像

書き込みのチャンス:患者さんの腎機能はどのくらいか?

薬には、腎機能に応じて用法や用量を調節した方が良いものがたくさんあります。腎機能が低下している患者さんが、普通の人と同じ使い方をすると、薬の排泄が遅れて血中濃度が必要以上に上昇し、中毒症状や副作用を起こすリスクが高くなるからです。

たとえば、胃薬の「ファモチジン」やアレルギー薬の「レボセチリジン」といった薬局でもよく扱う薬でも、腎機能が低下している患者さんに対しては用法・用量を調節するよう添付文書に記載されています(血中濃度の上昇によって、「ファモチジン」では精神症状、「レボセチリジン」では傾眠・転倒などのリスクが上昇する)。

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児島 悠史
こじま ゆうし

薬剤師 / 薬学修士 / 日本薬剤師会JPALS CL6。
2011年に京都薬科大学大学院を修了後、薬局薬剤師として活動。
「誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい」という理念のもと、ブログ「お薬Q&A~Fizz Drug Information」やTwitter「@Fizz_DI」を使って科学的根拠に基づいた医療情報の発信・共有を行うほか、大学や薬剤師会の研修会の講演、メディア出演・監修、雑誌の連載などにも携わる。
主な著書「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100(羊土社)」、「OTC医薬品の比較の比較と使い分け(羊土社)」。
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