薬剤師の気になるトピックをお届け!今月の特集

更新日: 2023年4月25日 児島 悠史

【薬剤師必見】4~7歳の子どもへは自尊心を上手くくすぐる服薬指導が効果的!?錠剤の注意点も親御さんに伝えよう

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前回の記事で、6ヶ月までの乳幼児と、1歳前後から3歳頃までの幼児への対応を分けて解説しましたが、今回はそれよりもう少し大きくなった4歳頃から7歳ころまでの子どもへの対応を考えます。

4歳から5歳ころ~薬への理解を促したり、“大人”や“お兄さん・お姉さん”への憧れを利用

4歳頃になってくると、大人の話をある程度は理解できるようになってきます。つまり、「なぜ薬を飲む必要があるのか?」を本人にも説明して、自ら積極的に薬物治療へ参加してもらうことが重要になってきます。病気を治すため、悪いバイ菌をやっつけるため、つらい症状を楽にするため、それぞれの薬の意義や目的を、子どもでも理解できるようにかみ砕いて説明できるように準備しておきましょう。

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また、このとき子どもの自尊心を上手にくすぐるような工夫ができると、対応がより効果的になる場合があります。

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児島 悠史
こじま ゆうし

薬剤師 / 薬学修士 / 日本薬剤師会JPALS CL6。
2011年に京都薬科大学大学院を修了後、薬局薬剤師として活動。
「誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい」という理念のもと、ブログ「お薬Q&A~Fizz Drug Information」やTwitter「@Fizz_DI」を使って科学的根拠に基づいた医療情報の発信・共有を行うほか、大学や薬剤師会の研修会の講演、メディア出演・監修、雑誌の連載などにも携わる。
主な著書「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100(羊土社)」、「OTC医薬品の比較の比較と使い分け(羊土社)」。

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