「薬物乱用防止教室」.1~開催の意義と、学校薬剤師の役割
未成年の喫煙や飲酒並びに薬物乱用は、成長期の子供たちにとって非常に大きな問題であり、喫煙、飲酒、薬物乱用防止に関する指導・教育は学校教育において重要な役割を担っています。近年では、危険ドラッグや一般用医薬品のオーバードーズ(OD)などがメディアで連日のように報道されていますが、我が国の将来を担う子供たちが、薬物乱用により人生を台無しにするようなことがあってはなりません。子供たちがこうした問題に対して早い段階から向き合うことができるようになるためには、学校、家庭、そして地域社会が一体となって教育的な働きかけを進めていくことが大切です。