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更新日: 2023年8月17日 児島 悠史

薬にも含まれる「アスパルテーム」、発がん性のリスクは?~許容量と医薬品に含まれる量

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前回の記事で、そもそも「アスパルテーム」とは何なのか、どの医薬品に含まれているのか、IRACが「アスパルテーム」を分類した「2B」とはどういう意味なのかを解説しました。今回は、これらの情報を踏まえて、実際に患者さんから不安を相談された際にどのように対応すれば良いか、そのポイントを簡単に紹介します。

もともと、「アスパルテーム」には推奨される“許容量”がある

「アスパルテーム」は、砂糖よりも低カロリーで甘味を得ることができる便利な甘味料ですが、“摂り過ぎ”には注意する必要があります(※これは「アスパルテーム」に限った話ではなく、全ての薬や塩・醤油などでも同様、万物に共通するものでもあります)。そのため、もともと「アスパルテーム」にも1日あたり40mg/kg未満という許容一日摂取量(ADI)が設定されていますが、この許容一日摂取量は今回の件で変更されておらず、むしろこの基準が適切であることが改めて確認された、という見解に留まっています1)

体重 アスパルテームの許容一日摂取量(ADI)
12kg 480mg/日
24kg 960mg/日
36kg 1,440mg/日
48kg 1,920mg/日
60kg 2,400mg/日
72kg 2,880mg/日

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児島 悠史
こじま ゆうし

薬剤師 / 薬学修士 / 日本薬剤師会JPALS CL6。
2011年に京都薬科大学大学院を修了後、薬局薬剤師として活動。
「誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい」という理念のもと、ブログ「お薬Q&A~Fizz Drug Information」やTwitter「@Fizz_DI」を使って科学的根拠に基づいた医療情報の発信・共有を行うほか、大学や薬剤師会の研修会の講演、メディア出演・監修、雑誌の連載などにも携わる。
主な著書「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100(羊土社)」、「OTC医薬品の比較の比較と使い分け(羊土社)」。
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