薬剤師の気になるトピックをお届け!今月の特集

更新日: 2023年9月18日 小原 一将

軟膏の混合と、散剤&液剤の混合では、どちらが利益になる?

軟膏の混合と、散剤&液剤の混合では、どちらが利益になる?メインの画像1

この2パターンの場合、「加算点ーコスト」が大きい(利益が大きい)のはどちらか?

  • AとBの軟膏の混合のみ
  • CとDの粉薬(1日3回7日分)の混合、EとFの水薬の混合(1日2回7日分)の合計2種類

加算点
軟膏の混合80点、散剤の混合45点、液剤の混合35点

お渡しするもの
軟膏:軟膏ツボ
散剤:分包紙とインク
液剤:水薬瓶と計量カップとスポイト


答え 表示

前回の記事では備品から必要なコストを考えましたが、今回は備品を含めた薬局の利益を考えてみましょう。

【記事上の金額はいくつかのECサイトを比較しながら、執筆時点(2023.8.24)での販売価格を利用しています】

軟膏混合の加算とコストを計算

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小原 一将
こはら かずまさ

薬剤師/株式会社sing代表取締役
2009年京都薬科大学を卒業後、様々な保険薬局で勤務。薬剤師の価値をもっと社会に届けたいと考え、2019年12月に株式会社singを設立。「頼れる薬剤師が身近にある社会をつくる」をビジョンとして、薬剤師の教育や新しい働き方の支援を行っている。
Apple製品好きであり、薬剤師の業務や医療の発展に活用できないか日々考えている。

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