自分で考えた自己PRを繰り返して成長する
自己アピールのために、自分語りではなく適切な自己PRをする必要があるということを一つ目の記事で解説しました。今回はその自己PRをどのようにするべきかについて考えてみましょう。
自己PRは自己紹介ではない
まず始めに、”自己PR”と”自己紹介”が違うということを確認しておきましょう。
“自己PR”と”自己紹介”は求められていることが大きく違います。自己紹介は「名前」や「出身」、「趣味や特技」など自分の情報を共有するという作業です。聞き手がたまたま、同じ名前や同じ出身地であれば、興味を持ってくれる可能性もありますが、それだけで大きく評価が変わることはないでしょう。
自己PRは自己紹介と違い、自分の情報を共有することが目的ではありません。自分にはどのような特徴や強みがあり、その特徴や強みがなぜその企業で役に立つのかを分かってもらう必要があります。
そのため、どのような企業や相手でも自己紹介の内容は大きく変わらないと言えますが、自己PRはより伝わりやすいように変えていかなければなりません。「他人とコミュニケーションをとるのが得意」という強みがあったとしても、企業にとってその強みを活かして欲しい場所はスタッフ同士、患者さんや取引先、医療従事者、など採用の状況やタイミングによって違うはずです。