薬剤師の気になるトピックをお届け!今月の特集

更新日: 2024年7月22日 本田朋子

「地域支援体制加算」に関わる「アフターピル(緊急避妊薬)」の薬局でよくある質問と対応

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☞この記事でわかること
  • アフターピル(緊急避妊薬)の対応に必要な環境の整え方
  • 避妊方法の指導として有用な「GATHER法」について
  • DVや性犯罪に関する相談先の伝え方

薬局で患者さんからアフターピル(緊急避妊薬)を求められたとき、どのように対応したらよいでしょうか?ここでは、患者さんからよく受ける質問への回答や、確実な避妊方法の伝え方など情報提供の重要性を紹介します。

「アフターピル(緊急避妊薬)」について、薬局でもよくある質問

Q1、アフターピル(緊急避妊薬)を予め持っておきたいのですが、販売してくれますか?

→アフターピル(緊急避妊薬)は避妊が不十分であった直前の性行為に対して緊急的に服用するものとなります。アフターピル(緊急避妊薬)は個人で常備するものではありません。

妊娠を望まない時期であれば、確実な避妊方法を選択することが望ましいでしょう。

Q2、確実な避妊方法が出来ていればコンドームは必要ないですよね?

→性交渉は妊娠だけではなく性感染症のリスクも高めます。確実な避妊方法で出来ることは避妊のみであり、性感染症予防は出来ません。そのためコンドームの使用は性感染症のリスクを下げるために必要です。確実な避妊方法を選ぶことが出来ていてもコンドームは常に使用するものと認識してください。

Q3、アフターピル(緊急避妊薬)を服用しても妊娠した場合、赤ちゃんへの影響はありますか?

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本田朋子
ほんだともこ

2007年近畿大学薬学部卒業後、ドラッグストア併設調剤薬局に勤務。女性のヘルスケアサポート、女性アスリートサポートを通じて女性の一生涯の健康をサポートする薬剤師になることを目標に頑張っています!3人の子育てをしながら家庭と仕事の両立に悩んだ時期をバネにし、「知らないを減らしたい、知ってるを増やしたい」をモットーに株式会社SYPを設立し活動もしています。 薬剤師/女性の健康アドバイザー/妊娠授乳サポート薬剤師/JADA公認スポーツファーマシスト/緊急避妊ピルコンシェルジェ/思春期保健相談士

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