【選定療養クイズ】「ヒルドイド」を選ぶと高くなる?ジェネリック医薬品との差額の計算法
☞この記事のポイント
- 2024年10月から開始した「選定療養」の疑問をクイズで解説
- 先発医薬品「ヒルドイド」を使用する場合の自己負担額の計算式
- 「ヒルドイド」からジェネリック医薬品に切り替えた場合の自己負担額の計算式
[目次]
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保湿剤の「ヒルドイド(一般名:ヘパリン類似物質)」。このまま先発医薬品を使う場合と、ジェネリック医薬品に変更する場合とで、具体的にどのくらい自己負担額に違いが生じるのか、その計算方法を解説します。
仮想症例
【般】 ヘパリン類似物質油性クリーム0.3% 300g 1日2回 全身に塗布
これまでの患者さんの自己負担額(※3割負担)
先発医薬品の薬価(1gあたり): 18.50
→18.50×300g=5,550円 の3割で1,670円 (※10円単位で四捨五入)
問1 「ヒルドイドソフト軟膏」を引き続き使うと、自己負担額は変わるか?
これまで先発医薬品の「ヒルドイドソフト軟膏」を使っていたこの患者さんが、2024年10月以降も引き続き先発医薬品を使おうとした場合、自己負担額(※3割負担)はどのくらい変わるでしょうか。