「ゾフルーザ」と「タミフル」の違いは?インフルエンザ治療薬の使い分け方法
[目次]
非表示
☞この記事でわかること
- 「オセルタミビル」と「バロキサビル」で、臨床的な効果やよくある副作用はあまり変わらない
- 通常、使用実績が豊富な「オセルタミビル」が“第一選択”になる(特に子どもの場合は推奨)
- 服薬アドヒアランスが悪い患者さんの場合、1回飲み切りという「バロキサビル」の特徴が活きる可能性
インフルエンザ治療薬は飲み薬・吸入薬・点滴薬と色々なものがありますが、飲み薬には「オセルタミビル(先発:タミフル)」と「バロキサビル(先発:ゾフルーザ)」の2種があります。飲み薬は、デバイスを適切に扱うための複雑な手技などもなく、服用方法が非常にわかりやすいのが最大の利点ですが、その中で「オセルタミビル」と「バロキサビル」の2剤はどのように使い分けが行われているのか、薬の長所・短所を踏まえた基本的なポイントを、最新の情報も踏まえておさらいします。
| オセルタミビル | バロキサビル | |
| 先発医薬品 | タミフル | ゾフルーザ |
| 作用機序 | ノイラミニダーゼ阻害薬 | キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬 |
| 投与経路 | 内服(カプセル/ドライシロップ) | 内服(錠) |
| 服用回数 | 1日2回、5日間 | 1回 |
| 半減期 | 5.1~7.0時間 | 95.8~99.6時間 |
| 適用年齢 | 生後2週から | 10kg以上 |
| 薬価収載 | 2001年2月 | 2018年3月 |