薬剤師の気になるトピックをお届け!今月の特集

更新日: 2025年2月6日 児島 悠史

サクサク読めて知識になる!薬剤師のためのおすすめ本4選

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「どうせ読むなら、気軽に楽しく読める本で勉強したい!」と思う薬剤師は多いと思います。そこで今回は、世に数多く存在する書籍の中から、経済や財テク、科学や化学、統計やバイアスといった“なんとなく後回し”にしがちな領域の良書を4冊紹介します。

はたらく細胞 おくすり(1)~(3)

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はたらく細胞 おくすり(1)~(3)
・原作:割田コマ、漫画:九似良
・出版社:シリウスコミックス
・出版日:2024年1月
書籍詳細
1巻  2巻  3巻

2024年、劇場版も話題となった『はたらく細胞』 。 “薬”に焦点を当てたスピンオフ作品が『はたらく細胞 おくすり』(全3巻)です。薬剤師であれば“味気の無いメカニズム図”で認識しているあれやこれやの薬の作用機序を、「はたらく細胞」のキャラクターたちで(ちょっとオーバー気味に)表現されているのがとても嬉しく感じます。

普段あまり扱わない薬の復習に、薬局や病院の待合室に置く本に、子ども向けに説明する際の参考に、あるいは家族や友人に薬やワクチンの重要性や必要性を説明する際の補助資料に、色々な活用ができそうです。

☞こんな人は特にオススメ
  • 薬の「メカニズム」が好きな人
  • 「はたらく細胞」のファン(特に、あまりシリアスでない展開が好きな人)
  • 家族や友人にも薬のことをもっと知ってもらいたいと考えている人

元素楽章:擬人化でわかる元素の世界

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元素楽章:擬人化でわかる元素の世界
・著、イラスト:揚げ鶏々
・出版社:化学同人
・出版日:2024年5月
書籍詳細

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児島 悠史
こじま ゆうし

薬剤師 / 薬学修士 / 日本薬剤師会JPALS CL6。
2011年に京都薬科大学大学院を修了後、薬局薬剤師として活動。
「誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい」という理念のもと、ブログ「お薬Q&A~Fizz Drug Information」やTwitter「@Fizz_DI」を使って科学的根拠に基づいた医療情報の発信・共有を行うほか、大学や薬剤師会の研修会の講演、メディア出演・監修、雑誌の連載などにも携わる。
主な著書「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100(羊土社)」、「OTC医薬品の比較の比較と使い分け(羊土社)」。

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