NSAIDs変更でトリプルワーミーを回避せよ!外用/アセトアミノフェン提案術
[目次]
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☞この記事でわかること
- 「トリプルワーミー」を見つけた際に、NSAIDsはどんな薬に変更できるか
- NSAIDsを他の薬に変更する際、どんなことに注意する必要があるか
前編では、「トリプルワーミー」を見つけた際に「ARB/ACE阻害薬」に着目して考えられる対応を紹介しました。
しかし、ARB/ACE阻害薬と利尿薬は、高血圧などの循環器系疾患の治療で“普段から使い続けている”のが一般的です。そのため、「ARB/ACE阻害薬+利尿薬」を既に服用している患者さんに「NSAIDsが追加される」ことでトリプルワーミーが立する、という場面も、薬剤師にとって非常に遭遇しやすいシチュエーションと言えます。
そこで今回は、この「NSAIDs」に着目した対応を考える上で重要なポイントをおさらいします。
トリプルワーミー回避の対応① 内服のNSAIDsを“外用”のNSAIDsに変更する
まず考えられる対応としては、NSAIDsを“内服薬”から“外用薬”に変更する、という方法です。同じNSAIDsであっても、外用薬は全身吸収が少なく、胃や腎臓といった全身性の副作用リスクが低い1,2)からです。
そのため、肩や腰、膝などの痛みで“内服薬”のNSAIDsが処方されていた場合には、これを“外用薬”に変更することで「トリプルワーミー」の成立を避ける、という方法が1つの選択肢になります。