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薬剤師の気になるトピックをお届け!今月の特集

更新日: 2026年10月13日 児島 悠史

【テープ・パップ・ゲル・ローション】薬剤師のための剤型別・指導ガイド

【特集】湿布やパップ剤など外用鎮痛消炎薬 成分&剤型ガイドのメイン画像
☞この記事でわかること
  • 「テープ剤」と「パップ剤」では何が違うのか
  • 「ゲル剤」や「ローション剤」は、どんな場面で使いやすいか
  • 「貼る薬」と「塗る薬」で、鎮痛効果に違いはあるのか

腰痛や関節痛、筋肉痛などに使う外用の鎮痛消炎薬には、さまざまな剤型があります。実際、「ロキソプロフェン」の外用薬を例にしても、「テープ剤」・「パップ剤」・「ゲル剤」・「ローション剤」と豊富なラインナップが揃っており、その特徴を活かした使い分けが行われています。

【剤型別】ロキソプロフェン外用製剤の医療用・OTC対応一覧

剤型 医療用医薬品 OTC医薬品
テープ ロキソニンテープ ロキソニンSテープ
パップ ロキソニンパップ ロキソニンSパップ
ゲル ロキソニンゲル ロキソニンSゲル
ローション - ロキソニンSローションa

※「ロキソニン」シリーズの外用剤

前編では、「有効成分」によって鎮痛効果や副作用に少しずつ違いがあることを解説しましたが、外用の鎮痛消炎薬では、たとえ「有効成分」が同じでも、「剤型」が違えばその使い方や使い心地も大きく変わってきます。

そこで今回は、外用の鎮痛消炎薬を「剤型」の違いから、どう使い分ければよいのかを整理します。

テープとパップの違いは?皮膚負担と粘着力に応じた服薬指導法とは

いわゆる“湿布薬”には、大きく分けて「テープ剤」と「パップ剤」があります。

有効成分が同じものであれば、基本的に鎮痛効果は同等と考えられます。そのため、効果よりも使い勝手や使い心地をメインに使い分けられています。

まず最も大きく異なるのが、粘着力です。一般的に、テープ剤は薄くて粘着力が強いため、身体を動かしても剥がれにくいのが特徴です。そのため、膝や肘など動きが多く剥がれやすい部位に適した剤型です。

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児島 悠史
こじま ゆうし

薬剤師 / 薬学修士 / 日本薬剤師会JPALS CL6。
2011年に京都薬科大学大学院を修了後、薬局薬剤師として活動。
「誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい」という理念のもと、ブログ「お薬Q&A~Fizz Drug Information」やTwitter「@Fizz_DI」を使って科学的根拠に基づいた医療情報の発信・共有を行うほか、大学や薬剤師会の研修会の講演、メディア出演・監修、雑誌の連載などにも携わる。
主な著書「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100(羊土社)」、「OTC医薬品の比較と使い分け(羊土社)」。

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