処方箋を理解するための「大腸癌基礎講座」
病院に約8年、調剤薬局に約5年、あわせて13年の薬剤師経験をお持ちの進藤まゆみ(仮名)さんに、「薬剤師専用e-ラーニング<m3ラーニング>」を体験いただきました。
今回の講座
『大腸がんの基礎知識と最新の医療現場』
大腸癌は罹患数1位(※)となり、外来化学療法やかかりつけ薬剤師制度が進展する中、多くの薬剤師が関わる可能性が高いがんのひとつです。また、早期発見で予後が大きく異なることから、健康サポートという観点からも大きく寄与することができます。
※厚生労働省健康局がん・疾病対策課『平成28年 全国がん登録 罹患数・率 報告』
講座で学べること
- がん全般の基本的な事項について説明できるようになる
- 大腸癌の概要と診断・治療について学ぶことができる
- 大腸癌診療で用いられる最新医療技術を把握することができる
受講をおすすめしたい薬剤師イメージ
- 調剤薬局や病院・診療所で大腸癌患者に対して服薬指導を行う薬剤師
- 大腸癌全般について学びたい薬剤師
- 患者の健康をトータルサポートするためにより広い知識が必要となるかかりつけ薬剤師
- 薬局やドラッグストアで健康相談に対応する薬剤師
講座の内容
第1部:大腸癌の基礎講座
がん全般の基本的な事項を復習し、大腸がんの概要について確認します。
- がんの疫学と分類:「良性」と「悪性」の違い
- がん発生のメカニズム:がん遺伝子、がん多段階発生説、細胞分化と悪性度、転移、血管新生
- がんの診断と治療:TNM分類、根治的手術と姑息的手術、抗がん薬の分類、レジメンとは?
- 大腸癌の症状:発生部位による症状の違い、進展度、浸潤・転移様式
- 大腸癌の診断と治療:遺伝子診断、病期分類と標準的治療
第2部:大腸癌の診断と外科治療について
最新医療技術も含めた大腸癌の診断、治療の詳細について学びます。
- 検査・診断:大腸内視鏡検査、注腸検査、CTコロノグラフィー、CT、MRI、PET、腫瘍マーカー
- 内視鏡治療 …