更新日: 2020年3月20日
進藤まゆみ
すぐに活かせる抗がん剤副作用アセスメント
病院に約8年、調剤薬局に約5年、あわせて13年の薬剤師経験をお持ちの進藤まゆみ(仮名)さんに、「薬剤師専用e-ラーニング<m3ラーニング>」を体験いただきました。
今回の講座
『一歩ずつ始める 薬剤師が語る基礎からのがん治療』
2020年度診療報酬改定では外来抗がん剤治療の質向上のため、特定薬剤管理指導加算2(調剤)、連携充実加算(医科)が新設されました。抗がん剤治療への薬剤師の積極的な関与がますます求められます。抗がん剤治療で重要となる副作用マネジメントを中心に、抗がん剤に関する知識やスキルを把握しておくと、患者からの適切な情報収集や医薬および薬薬連携でのスムーズな情報伝達に役立てることができます。
m3ラーニングでの本講座の販売を終了しました。(2022年9月29日(木))
講座で学べること
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がん薬物療法について学ぶために必要な基本的事項を確認できる
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抗がん剤の種類とその作用機序について学ぶことができる
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抗がん剤処方鑑査のポイントがわかるようになる
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抗がん剤の主な副作用(消化器症状、皮膚障害、神経障害)のアセスメントができるようになる
受講をおすすめしたい薬剤師イメージ
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調剤薬局や病院・診療所でがん患者に対して服薬指導を行う薬剤師
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抗がん剤による薬物療法に関わる予定の薬剤師
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がん患者や抗がん剤処方に苦手意識のある薬剤師
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抗がん剤処方箋応需時の具体的な対応について学びたい薬剤師
講座の内容
第1部:抗がん剤の作用機序を理解する
抗がん剤の処方箋を扱うために必要ながんや抗がん剤の基本的事項について確認します。
- 「癌」と「がん」の違い
- がん治療の流れと薬物療法の位置づけ:TNM分類、病期(Stage)、Performance Status(PS)
- 抗がん剤処方鑑査時のポイント
- 抗がん剤の種類と作用機序
- 殺細胞性抗がん薬:細胞周期から読み説くレジメン
- 分子標的薬:増殖シグナル伝達、血管新生、抗体薬と小分子薬
- 免疫チェックポイント阻害薬:免疫関連有害事象(IRAR)
第2部:抗がん剤の副作用とその対策①
抗がん剤の分類別にそれぞれの主な副作用を理解した後、抗がん剤による副作用として患者の認知度も高い消化器症状について学びます。
- 抗がん剤による副作用の評価:有害事象共通用語規準(CTCAE)
- 抗がん剤の主な副作用と発現時期:
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