薬剤師も知っておきたい血液がんの基本
病院に約8年、調剤薬局に約5年、あわせて13年の薬剤師経験をお持ちの進藤まゆみ(仮名)さんに、「薬剤師専用e-ラーニング<m3ラーニング>」を体験いただきました。
今回の講座
『人に教えたくなる 血液疾患の基礎知識と薬物療法』
主な血液疾患である血液がんは、新薬の登場で外来治療も可能となってきました。また、血液がんの多くは高齢者に発症するといわれており、高齢者医療でのトピックのひとつにもなっています。高齢化社会を背景とした地域包括ケアシステムの中でさらなる活躍を求められる薬剤師として押さえておきたい疾患です。
講座で学べること
- 血液関連の基本的な事項について確認することができる
- 貧血の分類、診断、治療についてわかるようになる
- 血小板数の異常を伴う主な疾患について把握することができる
- 血液がんの分類、診断、治療について学ぶことができる
受講をおすすめしたい薬剤師イメージ
- 調剤薬局や病院・診療所で血液疾患患者に対して服薬指導を行う薬剤師
- 血液がんの患者に関わる可能性のある薬剤師
- 血液がんの薬物治療について理解したい薬剤師
- 血液疾患全般について学びたい薬剤師
講座の内容
第1部:血液基礎編
血液疾患を学ぶために必要な基本的な事項について確認します。
- 血液とは?:造血の仕組み、血漿蛋白と浮腫の機序
- 血球成分の構造と役割:赤血球、白血球、血小板
- 造血幹細胞と正常血球の分化・成熟
- 血液検査:骨髄検査、フローサイトメトリー、染色体検査(FISH法)、遺伝子検査(PCR法)
第2部:血液疾患の基礎知識と薬物療法Ⅰ
血液疾患の全体像を把握したあと、主な血液疾患(貧血、血小板数異常が生じる疾患、多発性骨髄腫)について学びます。
- 輸血:輸血の原則、ABO式血液型、輸血後鉄過剰症
- 貧血の分類と治療:慢性炎症に伴う貧血(ACD)、再生不良性貧血、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH) …