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薬剤師のいまを知るトピックまとめ

更新日: 2020年12月16日

ドーピングゲームの産みの親で、現役薬剤師の清水雅之さんに迫る!

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前回編集部で遊んでみた、うっかりドーピングを防止するゲーム『ドーピングガーデイアン』。実は、静岡県島田市にある、みどりや薬局の代表で現役薬剤師であり、スポーツファーマシストの清水雅之さんが制作したゲームなのです! 『うっかりドーピングをしたくない、させたくない!』をキャッチフレーズに、2年以上の歳月をかけて作り出された渾身のゲーム制作の裏側にあるドーピングの現状や、スポーツファーマシストのお仕事についてうかがいました。

世界と日本のドーピングの現状

ドーピングには、成績を良くするために身体能力や筋力を意図的に向上させるドーピング、相手を貶めるために使われるパラドーピング、運動能力の向上を意図しない服薬やサプリメントなどで引っ掛かってしまう “うっかりドーピング”の3つがあります。ロシアは国家ぐるみのドーピングが問題となり、2020東京オリンピックも出場が除外されているように、世界ではアスリートとドーピングの黒いうわさが絶えない中、日本人アスリートは世界的にもクリーンなイメージで通っています。

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しかし、意図的なドーピングはないものの、ドーピング自体はなくならないのです。その主な原因となっているのが“うっかりドーピング”なんです。

日本でありがちなうっかりドーピングには具体的にどんなものがありますか?

アスリートの方は基本的に体を動かしているので健康なことが多く、パラリンピック選手のように常時薬を飲まれる方も、逆に常に気を配っているので、飲み薬でうっかりドーピングは少ないのです。

逆に、風邪をひいてしまったときに多いのがホクナリンテープ。花粉症なら、ステロイド系の吸入薬が多いですね。逆に健康のためのサプリメントなど、インターネットの普及で、簡単に個人輸入できてしまいますから、外国製のサプリメントは禁止薬物の表示がなくても、ドーピング物質に汚染されていることなどがあるようです。

清水さんがドーピングガーディアンを作ろうと思ったきっかけは?

ドーピング知識を持ったスポーツファーマシストとして、何をしたら引っ掛かるのか、引っ掛かったらどうなってしまうのかを疑似体験してもらうには?と考えた時に、ゲームというツールを使って広めていくことを思いつきました。

始めはボードゲームだったんですが、化学オタクの血が騒いでしまって、知識のない人には理解できない複雑なものになってボツになったりしたんです。そんな試行錯誤を経て2年以上の月日をかけて出来上がったのが、このドーピングガーディアンです。

薬剤師さんにドーピングガーディアンをお勧めしたいポイントはありますか?

現在日本に1万人以上いるスポーツファーマシストの皆さんには、なかなか活躍の場がないのが現状です。そういった方々が、学校やスポーツの現場でのドーピングを周知するための、お役に立てるのではないかと思っています。

是非、一緒にプレイしてもらうと、講演者と参加者というちょっと遠かった距離が、ゲームによって近くなってきます。そうすると、具体的に疑問に思ったことを質問してくれたり、ドーピングの話のきっかけになってくれると思います。

先ほどから出てきているスポーツファーマシストって何ですか?

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