薬剤師を辞めたい!コロナ禍で辞めて大丈夫?!

薬剤師が働く場所には薬局、病院、製薬企業など様々な職場がありますが、働いている薬剤師からの「辞めたい」という言葉はどこの職場からも聞こえてきます。今回は、新型コロナウイルス感染症の流行によって打撃を受けている医薬業界で、薬剤師が今の仕事を辞めてしまうと今後の就職・転職活動にどんな問題があるのか、考えていきたいと思います。
なぜ薬剤師は「辞めたい」と考えるのか
今の仕事を「辞めたい」と考える薬剤師は、実際にどのくらいいるのでしょうか。以前行われた実態調査「ベンゼン三兄弟がレポート!薬剤師実態調査」では、薬剤師の8割弱が職場に不満を持っており、5割弱の薬剤師が「辞めたい」と考えていました。更に、「辞めたい」と考える原因の多くが「上司との人間関係」や「同僚との人間関係」という結果でした。薬剤師のほとんどが職場に不満を持って勤務しており、その多くは人間関係が原因で「辞めたい」とすら考えているようです。毎日同じ職場、同じスタッフで働くことが多い薬剤師にとって、職場で一度人間関係がこじれてしまうとその修復は難しく、「辞めたい」と悩まれる方が多いのかもしれません。このようなことから、薬剤師の「辞めたい」という悩みの原因として「人間関係」は、誰にとっても避けられない大きな問題の一つになっているようです。
薬剤師を辞めたら「求人がほとんどない」ということもありえる
多くの薬剤師が人間関係などを理由に「辞めたい」と考える一方で、本当に辞めてしまったらその先はどうなるのか、そこも悩みの種となっているのではないでしょうか。これまでは今の仕事を本当に辞めても、新しい職場はすぐに見つかったかもしれませんが、今は新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、そうもいかなそうです。厚生…