薬剤師のための転職・求人コラム

更新日: 2026年3月1日 薬剤師コラム編集部

【薬剤師の転職】志望動機の書き方はこれで万全!職種別例文あり

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転職活動に励むなかで、意外にも頭を悩ませるのが志望動機の書き方です。
履歴書にある志望動機欄をどんな言葉で埋めたらいいか、悩んでいる人もいるでしょう。

志望動機は、ぜひとも入社したいという熱い思いを相手に伝える大事な項目です。
自分を採用する必要性をどれだけ相手に感じさせるかが志望動機のキモとなります。

この記事では、自分の仕事に対する意気込みを、上手に表現するコツをお伝えします。

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履歴書で志望動機が重要な理由

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転職活動では、複数の履歴書のなかから、書類選考を通った人だけが面接試験に進むことができます。

持っているスキルや資格、これまでの経験など、職歴が似通った応募者の中から自分を選んでもらうためには、いかにして自分の熱意や意欲を伝えられるかが重要になります。

志望動機は、自分の熱意や意欲を相手に伝え、自分を採用したいと思ってもらうための企業へのラブレターなのです。

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採用担当者は志望動機から何を知りたいのか

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採用担当者は志望動機の何を見ているのでしょうか。ここを理解しておくと、要点をまとめやすくなります。

この職場に合った人物か

採用担当者が知りたいことの1つが、応募者はなぜこの職場を志望するのかということです。
企業が求める人材にマッチしているか、職場の雰囲気に合う人物かどうかを見極めるのは、入社後のミスマッチを防ぐためにも非常に大切なことです。

まずは企業が掲げる理念の独自性や、他社にはない強みを理解し、共感していることを伝えましょう。
その上で、その理念に対して自分はどのように貢献したいと考えているかを伝えるとよいでしょう。

仕事に対する意欲はあるか

入社後、どのような活躍が期待できそうか、あるいは周囲の人間に好ましい影響を与えてくれそうな人物かという点も、採用担当者が気にする部分です。

志望理由や仕事に対する目的意識が曖昧では、いい印象を与えることができません。
今までの経験やスキルをどのように生かし、どのような成果を出そうと考えているかを具体的に示すと、入社に向けての熱意や意欲が伝わりやすくなります。

長く働けそうか

採用担当者は、長く定着して働いてくれる人を求めています。

今回採用されたあとは、この職場で長く働くつもりであることをきちんと伝えることはとても大切です。

転職理由が育児や介護、家族の転勤などによる場合は、現在は状況が落ち着き、働ける環境が整っていることを伝えるとよいでしょう。

また、過去のキャリアとこれからのキャリアプランに一貫性があると、長く活躍してくれそうだという印象を与えることができます。

今後はこの職場でキャリアを積んでいきたいと考えていること、将来のビジョンをどのように描いているかということを明確に伝えましょう。

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志望動機を書くための準備

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志望動機を書き始める前に、まずは志望動機の材料となる要点を整理しておきましょう。

応募する理由を明確にする

なぜこの職場に応募するのか、なぜ興味を持ったのかを考えてみましょう。

他社にはないこの職場ならではの魅力や特徴は何か、どのような部分に自分は魅力を感じたのかを掘り下げていくと、おのずと応募する理由も明確になってきます。

また、この職場でなら自分の強みをどのように生かせるか、入社後の働き方をシュミレーションしてみるのもいいでしょう。

応募先が何を求めているかを考える

ホームページや求人票をしっかりと読み込み、応募先の特徴や理念、業務の形態、仕事の内容を把握します。そのうえで、応募先はどのような人材を求めているのか考えてみましょう。

自分が持っているスキル、あるいは転職により実現したいと考えている目標を、応募先の特徴や企業理念とリンクさせることができれば、志望動機に幅が出て、ぐっと説得力が増してきます。

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履歴書の志望動機の書き方のポイント

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実際に志望動機を書くときには、次のことに気をつけながら書きましょう。

応募先が求めているものを織り込む

応募先がどのような考えで求人を出しているのかを理解し、求められていることに対してどのように貢献できるかを示しましょう。

たとえば、処方箋の枚数が多い忙しい職場なら、これまでに薬局で調剤経験を積んできたことを具体的に示せば、戦力となることを伝えられます。

管理薬剤師の募集であれば、これまでの管理職経験をアピールしましょう。
これまで管理職でなかった場合は、職場のポストの都合で管理職には就けなかったけれど、後輩をこのように指導して実務をまとめてきた、ということを示せれば、管理薬剤師を任せても大丈夫だと思ってもらえます。

企業のために自分のスキルをどう生かしていくか、どんな成果が期待できるかを伝えることで、入社後のイメージを具体的に描いてもらうことができます。

ポジティブな姿勢を示す

自分がいま転職活動をしているのは、前職の嫌なことから逃れるためではなく、新しいことにチャレンジするためだという、ポジティブな姿勢を示すことも大切です。

転職する上でマイナスポイントにとらえられがちな点については、なるべくポジティブな表現に置き換えて、仕事への熱意や意欲を汲み取ってもらえるようにしましょう。
ネガティブな言葉を使うと、意欲が低いと捉えられ、印象が悪くなります。

転職後に初めての業務をすることになっても、勉強しながら身につけていきたいという意欲を示していくことで、採用の確率もアップします。
志望動機は、成長意欲や向上心の高さを評価してもらえるように、前向きな言葉でまとめましょう。

条件面のことは表には出さない

労働条件や福利厚生のことを志望動機に入れるのは避けましょう。
もちろん本音の部分では、給与や福利厚生の充実は大事な志望動機の1つになりますが、それを前面に出してしまうと採用側はいい印象を持ちません。
待遇に納得できなければ、すぐに離職してしまうのでは、と思われてしまいます。

ただし「他社にはない研修制度に魅力を感じた」「資格取得の支援プロセスが充実している」といった、自分の前向きな姿勢が企業の特徴と関連している事柄について述べることは差し支えありません。

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履歴書の志望動機を書くステップ

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志望動機はだいたい200〜300字程度に収めます。
だらだらと書かずに、要点を絞って簡潔にまとめましょう。
要点を次の2点に絞って書くと、わかりやすくなります。

1.なぜその企業に応募したのかを書く

応募するきっかけや理由、志望先の何に魅力を感じたのかを率直に書きましょう。

志望動機を書くための準備の段階で、応募する理由とともに、応募先が何を求めているかについても熟考しましたよね。

企業が求めるものと、自分の目標や経験をうまくリンクさせながら、入社に向けての熱意と意欲を伝えましょう。

2.自分の能力が応募先で活かせることを示す

自分の強みや能力をアピールし、それが応募先でどのように生かせるかを具体的に示しましょう。
過去の実績を数値で表し、達成可能な目標値を掲げてみせるのもよい方法です。

入社後、どのようなポジションでどのように活躍してくれそうか、採用担当者が具体的にイメージできるような伝え方を心がけましょう。

最後に、採用後は何を目指し、企業にどう貢献するつもりでいるか、今後に向けての決意を述べて締めくくります。

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【業種別】薬剤師の転職・志望動機の文章例

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志望先の職種によって、企業理念や求められる人材は細かく違ってくるもの。志望動機は、それぞれの職種の特徴を考慮しながら作成する必要があります。
薬剤師の主な転職先としては、調剤薬局、ドラッグストア、病院、一般企業が考えられます。
職種ごとの志望動機の書き方を、例を挙げながらみていきましょう。

調剤薬局

患者さんと直接関わる調剤薬局では、患者さんとのコミュニケーションや、地域医療への貢献に重点を置いてアピールするとよいでしょう。

かかりつけ薬剤師や在宅医療支援など、志望先の薬局が積極的に取り組んでいる施策と絡めると説得力が増します。

【病院から調剤薬局に転職をする薬剤師向け・志望動機文章例】

 病院薬剤師として勤務してきましたが、退院後、自宅療養に入られる患者様をもっと長期的にサポートしたいと思い、調剤薬局への転職を決意いたしました。
 貴社は、在宅医療や高齢者支援に特に力を入れておられ、地域医療をけん引する中心的な存在として、周辺の医療機関や患者様から信頼を得ておられるところに、大変魅力を感じております。
 これからの高齢化社会を見据え、息の長い地域サポートを続けていくことは薬剤師としての私の夢でもあります。
 これまで培ってきた知識や経験を生かし、地域の皆さまの健康をサポートしていきたいと考えております。

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ドラッグストア

一般のお客さまも利用するドラッグストアでは、対人スキルの高さや、一人ひとりのニーズに合わせた提案力が求められます。

多くの店舗は地域密着型の運営方針のため、地域住民の役に立ちたい、健康増進に貢献したいという熱意を積極的にアピールするとよいでしょう。

【調剤薬局からドラッグストアに転職をする薬剤師向け・志望動機文章例】

 私はこれまで調剤薬局で勤務してきましたが、慢性疾患を抱える患者さまとのやり取りの中で、日々の生活習慣の見直しや、予防医療の大切さに気付かされました。
 指定された調剤業務や服薬指導だけではなく、サプリメントや健康食品、OTC医薬品など幅広い選択肢の中から、お一人お一人に合わせた健康サポートができないかと考え、ドラッグストアへの転職を決心しました
 貴社は、健康をテーマにしたセミナーの開催や、健康相談コーナーの常設などに取り組まれ、地域の皆さまの健康増進や予防医療に力を尽くしておられるところに共感いたしました。
 今後はOTC医薬品やサプリメントの知識も深め、地域の皆さまの健康を支援していきたいです。

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病院

病院ではチーム医療をはじめとした多職種との連携が求められるため、コミュニケーションスキルや調整力が重視されます。

また、専門的で高度な知識が要求されるため、スキル習得への意欲や、自己研鑽に励む姿勢が評価されます。

【調剤薬局から病院に転職をする薬剤師向け・志望動機文章例】

 これまで調剤薬局で、主に外来患者さまへの服薬指導に携わってきましたが、より専門的な薬物療法に従事して、患者さまの治療に直接携わりたいとの思いが強くなりました。
 病院薬剤師は、臨床の現場で最新の医療を学ぶことができ、さらに他職種のスタッフと連携しながら入院患者さまの薬剤管理や栄養サポート、退院後を見据えた生活指導など、長期に渡って幅広い観点から患者さまに寄り添うことができると考えております。
 貴院は普段から他職種のスタッフ間の垣根が低く、積極的な意見交換が行われているなど、チーム医療体制が整っているところに魅力を感じました。
 今後は、病院薬剤師としてのスキルの習得に励みながら、チームの一員として、患者さまの回復に貢献したいと思います。

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企業

製薬会社など企業への転職では、薬剤師としての経験と企業の中での役割をどう結び付けるかがポイントになります。

企業の特徴と求められる人材をよく理解し、自分に何ができるか、どのように活躍したいかを伝えましょう。

【病院から企業(MR職)に転職をする薬剤師向け・志望動機文章例】

 私は病院薬剤師として、主にがん患者さまの調剤業務と服薬指導に携わってきました。
 業務上、製薬会社のMRの方と接する機会も多く、正確でわかりやすい説明や丁寧なアフターフォローに感銘を受けることもしばしばでした。
 特に新薬を導入する際には、さまざまな臨床データを集めてこちらの疑問や不安の解消に努めてくださり、これからの薬物療法の選択肢を広げるためには、MR職の存在は欠かせないものだと実感しました。
 私もぜひMR職となって、多くの医療現場に医薬品を届ける仕事をしたいと思うようになった次第です。
 貴社は、がん領域の専任MRを配置しておられると伺っております。
 病院薬剤師としてがん領域に従事してきた経験とスキルを生かして、今後はがんの薬物療法のさらなる向上に貢献したいと思っています。

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履歴書の志望動機を書くときの注意点

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履歴書を書く際に注意しなければならないのは、志望動機に書くべきではない事柄もあることです。

不用意に相手にマイナスイメージを与えてしまうことのないように、志望動機のNG例を頭に入れておきましょう。

どの応募先にも使えるような内容は避ける

具体性に欠ける曖昧な表現や、汎用性のある文章は避けましょう。

たとえば「スキルアップしたい」「地域に貢献したい」だけなら、どこに就職しても同じでは?と思われてしまいます。

応募先の企業だけに当てはまる独自の理由、そこでなければならないという熱意が伝わる志望動機が必要です。

なぜここで働きたいのか、どのように活躍したいのか、ここで自分が実現したいことは何なのか、ということを具体的に伝えましょう。

ネガティブなことは避ける

ネガティブな言い回しはマイナスイメージを与えやすいので避けましょう。

自分の短所や弱みについては、努力や工夫で克服してきたエピソードをポジティブに語るなど、前向きな姿勢が伝わるようにします。

転職理由が職場への不満や人間関係だった場合は、そのまま伝えず、スキルアップをしたい、より専門性を高めたいなど、成長への意欲を感じさせる言い回しに変えてみるといいでしょう。

例文を丸写しにしない

本やネット上で見つけた例文をそのまま丸写しにすることは避けましょう。

採用担当者にコピペだと見破られてしまう可能性がありますし、一般的な例文は汎用性はあってもオリジナリティーがありません。自分の言葉ではないものからは、熱意は感じられないものです。

志望動機は、あなた自身の経験やスキルに裏打ちされた、血の通った文章であることが大切です。

例文はあくまで参考にとどめ、要所要所に自分自身の考えや経験を織り交ぜながら、自分らしい言葉でまとめましょう。

ときには採用担当者の視点に立って、この志望動機を読んだときに、自分ならどんな印象を持つかと想像しながら書いてみるのも1つの方法です。

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まとめ

【薬剤師の転職】志望動機の書き方はこれで万全!職種別例文ありの画像9

志望動機を書くときは、採用担当者の印象に残るように十分に構成を練る必要があります。
相手は何を知りたがっているのか、どのような人材を求めているのかを分析し、それに対して端的にわかりやすく答えることができるよう、集めた情報を整理しましょう。

一番大事なポイントは、なぜここを志望するのかという理由と、どんなふうに貢献できるかという展望を、具体的に伝えることです。
これまでの経験から得た自分の考えや、仕事にかける熱い思いを、自分の言葉で語りましょう。

志望動機を語ることは、あなた自身を語ることでもあります。
ぜひ採用したいと相手に思ってもらえるような、魅力的な志望動機を作成しましょう。

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薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
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